2010/06/13

【宇都宮】さくらパークゴルフ

1年半ぶりの湯めぐり日記だ。退職後のささやかな商売に思いっきり振り回され、温泉も行けなくなってしまった。
さる4月30日、下野新聞を見ていたら小さな広告に思わず目が張り付いた。「源泉100%かけ流し天然温泉」とくれば本能的反応を止められない。しかも今まで聞いたことの無い施設名だ。無理しても行かねば!

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住所を見ると宇都宮市新里、そういえば平成19年に大東機工で掘削許可が下りていた場所だと気がついた。この辺りではケントスゴルフクラブの温泉掘削が本命と思い込んでいたため、意表をつかされた感じだ。そういえばそのケントスはどうしたのだろうか。
鹿沼方面から国道293号線を進み多気山不動尊の参道を通り過ぎた先のセブンイレブンの交差点を右折、1kmも進むと左側にクロネコヤマトの営業所、そのすぐ横に目的地の入口がある。看板もあるからすぐわかる。車1台幅の進入路を進むと左に駐車場があるが、そこを右折してコンクリートの道路を進むとすぐ受付が見えてくる。そこに5台は停められる。もう薄暗いから左に広がるパークゴルフ場は気にもかけず、一人500円を払って早速露天風呂へ。(ちなみにグランドオープンが5月1日)

Imgp0036 ドアを開けたら目の前に裸の男性が立っていてアレッ?と思ったが、カーテンを引いていないとこういうことになる。どうでもいいから下駄箱のような鍵付きロッカー(受付でキーを渡される)に財布を入れ、棚に並ぶ脱衣かごに服を放り込み浴槽前へ。左右にシャワー付きのカランが2つづつあるが、アメニティー類は一切無い。
浴槽の切り込みから勢い良く湯が溢れている。50リットル/分以上だ。この日は貸切状態なので、このオーバーフローで体は洗える。
浴槽内は42℃でちょうど良いが、湯口の滝に近づけないよう柵があり(男女共用の湯口)その下に勢い良く湯が噴出するパイプが有る。果たしてその訳は?湯をかき混ぜて湯温を一定にしていると思い込もうか。
写真でわかるが、竹状の仕切りで男女が分かれている。男湯の湯船は凡そ15㎡、周囲は庭園風に作られているが、浴槽の作りは仮設風だ。なんとなく那須の萌芽の湯を思い出してしまう。
pH9.3のご立派アルカリ単純泉のはずだが不思議にツルスベ感が皆無だ。完全な無味だが、微かにモール臭がある。成分表に微硫黄臭とあるが全く感じない。
殆ど知られていないから客足はまばらだが、CRTのスタンプラリーに出したりして知られたとしても、食事もできず寝転ぶことも出来ないと、普通の湯客はただおみ温泉や、どーでもイイろまんちっく村へ行ってしまうかもしれないような気が。
パークゴルフと言ってもねぇ・・・coldsweats01

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<施設名> さくらパークゴルフ
<所在地> 栃木県宇都宮市新里1113-6   <TEL> 028-665-6000
<源泉名> さくら園の湯
<湧出地> 栃木県宇都宮市新里丁1117番地
<泉質> アルカリ性単純泉  <pH> 9.3
<泉温> 50.4℃  <湧出量> 300リットル/min  <掘削深度> 1500m
<成分総計> 0.998g/kg   <蒸発残留物> 984.8mg/kg
   カチオン Na:234.1mg K:1.6mg Ca:75.3mg Mg:1.1mg Fe:1.9mg 計314.0mg
   アニオン Cl:71.5mg F:8.4mg HCO3:23.5mg HS:0.3mg
         SO4:520.4mg CO3:14.4mg BO2:1.5mg 計640.4mg
   遊離成分 メタ珪酸:43.6mg メタホウ酸:0mg
   ガス分   CO2:0.0mg H2S:0.0mg
<分析年月日> 平成20年7月29日
<温泉営業時間>  10:00~21:00
<入浴料金>  大人 500円  子供料金無し

2010.5.2

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2008/11/21

【宇都宮】ベルさくらの湯

宇都宮天然温泉 ベルさくらの湯
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今年栃木県内では、リニューアルではなく完全な新設入浴施設の開店はこのベルさくらの湯ただ一軒だ。待ちに待ったオープン当日、夜になってしまったが早速入って来たhappy01

建設当時確認していた地下駐車場を目指す。TOHOシネマより更に東側に位置し、駐車場の入り口も一番東から入らなければいけない(別ルートもあるが・・)。国道123号線(石井街道)からケーヨーD2陽東店西側の通りを進むのがベストだ。その辺の案内はパンフレットを見ても不足している。地下駐車場はガラガラで、外に止めた人の方が多そうだ。

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玄関を入ると受付の行列だ。メンバーカードや精算方法を一人ずつ説明しているからだ。これはしょうがない。しかし週末は大変なことになりそうだ。
フロントの先は広々として飲食エリアが広がる。まずはお風呂へと奥へ進む。ロッカールームのようなものは無く、普通の脱衣所に無料のしっかりしたロッカーがある。設計者が造り慣れていることがこれだけでもよく分かる。ロッカーは279人分、そのうち高さのあるタイプは37ある。女風呂も同様だろう。洗面台はボールは3つだが、ドライヤーは4つあり、ボールが無い場所が広い。これも納得だ。

浴室へ進む。掛け湯場がちゃんとあり、その左手が洗い場でカランの数は31人分。この日は余裕十分だ。内湯には「加水循環」と書かれた主浴槽のほか、遊び湯、人工炭酸泉、ドライサウナ、塩サウナとぎっしりだ。
露天風呂に出てみると、こちらも岩風呂、壷湯、寝ころび湯、スチームサウナとあり、湯温設定もバリエーションがある。特に中央の岩風呂は源泉掛け流しとあり、湯の色も褐色の濁りが若干あり、湯口で硫黄臭も楽しめる。湯の味は塩気もなく、おいしく感じられた。豊富な重曹分がツルツル感を呼び、柔らかな浴感は源泉の上質さを引き立てている。
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この日はオープン当日のせいか循環泉も塩素臭が極めて少なく非常に快適だった。女性スタッフが湯のサンプルを採っていたので聞いてみると、塩素濃度の検査を1時間ごとにやっているそうだ。小マメな管理は大切なことだ。

 
源泉がよく、入浴設備も充実となればあとはお食事処となる。夕食なので定食系を選んだが、コストパフォーマンス十分で満足した。料金はすべてリストバンドで管理されているから現金は退館時に精算するだけだ。
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2階は別料金のチムジルバンという岩盤浴エリアがあり、これも400円ならお得だが、無料のリクライニングルーム(液晶TV付き!)とかコイン式マッサージチェアとかも出来はいい。勿論アカスリやエステ、1000円床屋まで完備で一日ゆっくりすることができそうだ。プロデュースしたアクアジャパンの実力を見た気がする。

蛇足だが、ここのHPがベルモールの他に出来ている(http://www.bellsakuranoyu.jp/)が、今日の時点でどの検索エンジンにも引っかからない。SEOが不十分かな?
もしかしたらこの日記が先頭に上がることを期待しよう。

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<施設名> ベルさくらの湯
<所在地> 栃木県宇都宮市陽東6-5-31 
<TEL> 028-663-4126
<温泉所有者及び管理者> 株式会社ベルモール
<源泉名> さくらの湯
<湧出地> 栃木県宇都宮市陽東6丁目950番64号
<湧出量> 215.2リットル/分
<泉質> ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 (中性低張性高温泉) 
<pH> 7.2    <泉温> 60.8℃  
<知覚的試験> わずかに黄褐色に混濁し、弱塩味と微硫化水素臭を有する。
<密度> 1.0019
<成分総計> 3.563g/kg   <蒸発残留物> 3,651mg/kg
   カチオン Na:963.2mg K:11.0mg
         Ca:315.0mg Mg:1.2mg Fe:1.3mg 計1291.8mg
   アニオン Cl:1483.2mg F:2.9mg HCO3:48.9mg CO3:33.1mg
         SO4:470.6mg HS:0.2mg Br:4.2mg 計2442.0mg
   遊離成分 メタ珪酸:64.0mg メタホウ酸:14.6mg
   ガス分   CO2:50.9mg H2S:0.1mg
 
<分析年月日> 平成16年2月9日
<成分に影響を与える事項> 浴槽により循環、加温、加水。岩風呂は低温時のみ加温 
<営業時間>  9:00~24:00 最終受付23:00
<定休日>  第3火曜日・定期点検日
<入浴料金> 平日 大人 750円  土日祝 大人 850円(会員はいずれも100円引き)
          子供(12歳未満) 400円 (オムツ着用はお断り)

     2008,11,20

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2008/08/24

【福島】湯岐温泉和泉屋旅館

湯岐温泉 和泉屋旅館
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和泉屋旅館は湯岐温泉の3軒の中で県道から入って一番手前にある旅館だ。
湯治目的の客が多いようだが、部屋数30室あるのは大したものだ。

宿のHPに詳しいが、天文8年(1539)湯神社(八幡宮)を建立し、その後代々、湯守を引継ぎ<大森和泉守>を代々名乗ったことにより「和泉屋」が屋号の由来とのことで、それ以前から湯は管理されていたと言うことになる。
志保の湯では、文明18年(1486)に奥州行脚の際に立ち寄った粟田道興法親王が歌に詠んだとあるので、恐らく湯岐温泉もその頃には既に発見されていたに違いない。

玄関を入ると右手が帳場で、すぐ出てきた女将に料金を払い奥の浴室へ向かう。
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右上の写真にあるが、「鹿の湯」「八幡の湯」と2つあるようだがどう違うのか興味津々まずは右に曲がったところの「鹿の湯」へ。大きな男女別の暖簾が掛かっていてごく普通の男の脱衣場に服を脱ぎ、浴室へ入るとそこは混浴で既に女性も入っていた。
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湯治客なのか、空気枕を湯船の縁に置いてじっと浸かっている男性客が動かない。その他の客も居て湯が透明だから主浴槽を写真に撮る事はできなかった。上左写真の浴槽は少し熱め(40℃)の上がり湯で低温時は加熱する湯だ。上右は源泉を一旦貯める湯槽で蓋を開けて覗いて見たがただの四角い水槽に温泉が半分ほど溜まっていただけだ。

隣の「八幡の湯」へはドア一枚で移動できる。と言っても間に脱衣場を介しているが。
こちらはいささか浴室が窮屈だ。どうやらこちらも混浴だったが無理矢理壁を設けて男女別にしつらえた感じだ。それもまたやむをえないかもしれない。
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湯は恐らく和泉屋の足元湧出源泉だろう。爽やかに透き通った実にやわらかい湯だ。つるスベ感も十分ある。(馬頭温泉ほどすべらないが。)ともかく、自然湧出、加温無しでゆったり入れるアル単の湯には大感動だ。

<施設名> 湯岐温泉 和泉屋
<所在地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐17  
<TEL> 0247-43-0170
<温泉所有者及び管理者> 湯岐区 湯岐総持財産管理委員会
<源泉名> 湯岐温泉 和泉屋旅館
<湧出地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐26番地
<湧出量> 記載なし  自然湧出
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 9.6
<泉温> 37.2℃  <知覚的試験> 無色澄明で微硫黄臭を有し無味
<成分総計> 0.1755g/kg   <蒸発残留物> 153.3mg/kg
   カチオン Na:41.5mg K:0.7mg
         Ca:1.3mg Mg:0mg Fe:0.1mg 計43.6mg
   アニオン Cl:5.0mg F:1.0mg HCO3:24.5mg CO3:33.1mg
         SO4:12.0mg   計76.8mg
   遊離成分 メタ珪酸:55.1mg メタホウ酸:0.0mg
   ガス分   0.0mg
 
<分析年月日> 平成17年7月21日
<成分に影響を与える事項> 加温、加水なし。上がり湯は低温時のみ加温 
<営業時間>  10:00~16:00
<定休日>  年中無休
<入浴料金>  大人1日 800円  大人1回 500円(3時間以内)

     2008.8.16

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2008/08/20

【福島】湯岐温泉岩風呂

湯岐温泉 山形屋
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                            岩風呂(右側の建物は水洗トイレ)
 
ぬる湯を求めて阿武隈山地に分け入った(自動車だけど・・)。
やっと着いた開湯500年という歴史のある湯岐(ゆじまた)温泉には正直驚いた。
県道から少し坂道を上った山腹に3軒の旅館がかたまって建っている鄙びた小さな温泉郷だ。
手前から和泉屋、井桁屋、山形屋と並んでいる。一番奥の山形屋さんがこの岩風呂を管理している。この一角には一般の民家と思われる家も数軒建っているから共同浴場としての役割も昔から果たしているのだろう。
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山形屋さんに声をかけ、入浴料を払って宿の南側に建っている岩風呂へ向かう。(この日は客室休憩・チタケうどん付きで一人1,500円で入らせてもらった。)
でかでかと「岩風呂」と書かれた建物の手前にはちゃんとした水洗トイレがあり、喫煙スペースもある。
扉を開くと左手が脱衣場、右手がガラスに仕切られた浴室だ。完璧な混浴で、慣れないと男でもうろたえる。新しい色とりどりの足拭きマットが共同浴場らしさを作っている。棚にプラかごが並んでいる。一番奥がカーテンウォールで仕切られるようになっていて女性はそちらで着替えたりしているようだ。

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浴槽が山肌にあった自然の花崗岩を囲うように作られていて10人は入れる大浴槽とやっと2人が入れそうな小浴槽がある。小浴槽は40℃で「上がり湯」と呼んでいるが、厳寒期以外はこちらも加熱していない井戸からの湯だ。大浴槽はなんと!足元湧出していて岩の割れ目から10秒ほどの間隔でブクブク、ブクブクと泡が上がっている。その湯温が37.8℃だから泡でも見えないと足元湧出と分からない。
湯温の高い小浴槽のオーバーフローが結構多いので夏場だとそれほどのぬる湯でもない。
pH9.8のアルカリ単純泉だからかなりつるつるスベスベの感触だ。そのために手摺が十分設置されている。写真では青味がかった色に見えるが、浴槽の底のモルタルが青く塗られているせいだ。
宿のパンフには1日4~5時間入浴するよう勧めていたが、それも最高だろう。

ご主人の話では、岩風呂の足元湧出量は15リットル/分ほどで、湯岐温泉全体で70リットル/分位だそうだ。1日約100tだから3軒の宿であれば十分賄える量であろう。
 
こんな温泉があったのか!!!

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<施設名> 湯岐温泉 山形屋
<所在地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐31  
<TEL> 0247-43-1370
<源泉名> 湯岐温泉 山形屋旅館
<湧出地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐28番地

<湧出量> 記載なし  自然湧出
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 9.6
<泉温> 38.7℃  <知覚的試験> 無色澄明で微硫黄臭を有し無味
<成分総計> 0.1751g/kg   <蒸発残留物> 157.3mg/kg
   カチオン Na:41.3mg K:0.7mg
         Ca:1.3mg Mg:0mg Fe:0.1mg 計43.4mg
   アニオン Cl:5.0mg F:1.0mg HCO3:24.5mg CO3:33.1mg
         SO4:12.0mg   計76.1mg
   遊離成分 メタ珪酸:54.9mg メタホウ酸:0.0mg
   ガス分   0.0mg
 
<分析年月日> 平成17年7月21日
<成分に影響を与える事項> 低温時のみ加温 
<営業時間>  6:00~21:00
<定休日>  年中無休
<入浴料金>  大人1日 500円  大人1回 300円

     2008.8.16

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2008/08/18

【福島】志保の湯

安らぎの湯宿 志保の湯
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この時季、快適な温泉と言えばぬる湯に限る。そして山の露天風呂はアブと戦わなければいけないのが辛い、というわけで内湯のぬる湯を求めて阿武隈山地南端の塙町へ行ってきた。交通の便が良いとはいえない地域だけに名が売れているわけではないが、歴史もある、湯使いの素晴らしい温泉に浸かることが出来た。

栃木県民から言えば八溝山の向こう側、東麓と言う位置だ。「志保の湯」の看板をたどって国道、県道、林道と走り、最後はボンネットの先が見えないほどの急坂を下った先に志保の湯がある。
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「営業中」の札が掛かった玄関を入り、声をかけると若女将がすぐ出てきて笑顔で立ち寄り湯をOKしてくれた。泊り客の女性が入浴中とのことでしばらく女将さんと話することが出来た。向こうの茅葺きの屋敷は、築後400年とのことで(ボロボロだが)それだけでも歴史の重みを感じる。宿のパンフに拠れば文明18年(1486)に奥州行脚の際に立ち寄った粟田道興法親王が歌に詠んだというから証拠まであるわけだ。
現在の宿はすっきりした和室8室で、掃除が行届いている。浴室は男女別に分かれているが、加熱の関係で女湯の小さい浴槽のみ湯が張ってあった。但し男風呂の源泉槽にもうたせ2本が引かれ、豪快に湯が落ちていた。
女湯は打たせ1本だ。
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湯は透明無味無臭だが、つるスベ感がすごい。さすが重曹系pH9.5のアルカリ性単純泉だ。成分総計209.7mg/kgと薄いが、深掘りならいざ知らず、自然湧出のアル単は初めて出くわした。40℃の加熱浴槽も循環ではなく、溢れ出して排水していたから感激だ。
塩素と全く無縁な最高のアル単を楽しむことが出来る。

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静かな品のある宿という印象だ。
今年成分分析を実施している。温泉法改正がその理由だ。

080816_035湯井は向かいの山の中ほど(5m上?)とのことだが、確認したいといったら「ヘビが出るから行かない方がいい」と言われすぐ諦めた。
 
 
 
 
 
<施設名> 安らぎの湯宿 志保の湯(しおのゆ)
<所在地> 福島県東白川郡塙町大字木野反字吉澤27   
<TEL> 0247-43-1273
<源泉名> 志保の湯温泉 志保の湯
<湧出地> 福島県東白川郡塙町大字木野反字吉澤26
<湧出量> 15リットル/分  自然湧出
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 9.5
<泉温> 27.7℃  <知覚的試験> 無色澄明で微硫黄臭を有し無味
<成分総計> 209.7mg/kg   <蒸発残留物> 179mg/kg
   カチオン Na:50.2mg K:0.7mg
         Ca:1.5mg Mg:0mg Fe:0mg 計52.4mg
   アニオン Cl:7.1mg F:1.3mg HCO3:46.3mg CO3:36.3mg
         SO4:15.8mg   計101.5mg
   遊離成分 メタ珪酸:55.8mg メタホウ酸:0.0mg
   ガス分   0.0mg
 
<分析年月日> 平成20年5月22日
<成分に影響を与える事項> 加温 
<営業時間>  10:00~20:00
<定休日>  年中無休
<入浴料金>  大人 700円

     2008.8.16

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