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2004/07/29

【矢板八方ヶ原】小滝鉱泉

矢板市の西方に高原山が聳えている。釈迦ヶ岳(1794.9m)を主峰とし、鶏頂山ほかいくつかのピークで構成される火山だ。ここには県営の県民の森というキャンプ場そのほかの山を楽しむ施設が設置されているが、混むほどではない。高原山の北側には塩原温泉、西側には鬼怒川温泉が位置しているが、南面、東面には高温泉はなく、歴史の古い鉱泉宿が4軒点在する。
GWのメーンイベントとして高原山登山を計画し、鉱泉宿に泊まることにし、他の鉱泉にも立ち寄る事にした。
HPを立ち上げていたのは小滝鉱泉だけで、のほほん掲示板にカキコもあったのでそこを予約した。
寺山鉱泉に立ち寄り、鉄分の多い薄赤く濁ったお湯で温まった後、ダートのワインディングロードを気持ちよく下って小滝鉱泉に到着。緑に覆われ、渓流沿いの1軒宿は意外に建物は新しく、駐車場もきちんとしていた。若主人夫婦が笑顔で迎えてくれ、2階の1号室に落ち着いた。角部屋で周囲が見渡せた。山肌に建つ多分鉱泉を受ける小屋に手が届きそうだ。
取り敢えず明るいうちに赤滝鉱泉に入りに行く。4WDでないと出入り出来ないような道を伝って行くと看板もなく、古い農家かと思った所が赤滝鉱泉だった。
まるで、昭和初期に戻ったような建物に浴室は一つ、混浴とは言っても、1㎡の湯舟はいずれにしても一人しか入れない。やはり含鉄の冷鉱泉だが、成分表は影も形もない。宿の選択は間違いはなかったと確信して部屋に戻った。
山間なのに鮮明なテレビに感心しているうちに夕食が部屋に運ばれ、「ネットで見た」というとサービスしてくれる大瓶のビールが添えられていた。ニジマスの塩焼き山椒味噌添えをメーンにたっぷりの山菜の天ぷらやとりどりの料理はどれも味付けが良い。地酒の十一正宗の冷酒も初めて飲んだが口当たり爽やかで旨い。若主人の料理の腕もさることながら、湧き水が味を引き立てているように感じた。
食後、風呂に入った。きちんと男女別になった内湯一つだが、整頓が行き届き、明るい石張りの浴室は十分な広さできれいだ。湯はやはり薄赤い含鉄泉で良く温まる。
脱衣所に掲示された平成13年の分析表を見ると、NaよりMg、Feがはるかに豊富でそれも第2鉄イオンが多い事に驚いた。県内で見たことがない。pHは3そこそこの酸性泉だ。
HPに成分表も載っていて、若主人夫婦の旅館経営に対する情熱が伝わってくる。
若女将は実に細やかな心遣いをしてくれた。
翌朝山へ登るため7時に朝食を頼んだが快く応じてくれ、やはり頼んでいた弁当を渡してくれた。
山でそれを開いた時、「お気を付けて」というメッセージに感激(これでメッセージ3枚目)しながら思いも寄らぬご馳走を頬張り、悪天候で諦めた釈迦ヶ岳登頂を再度目指すため、また小滝鉱泉を訪れる事を決意した。
   (宿泊:2004年5月2~3日)


04.05.03 028.jpg

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コメント

お茶がおいしくて、おいしくて、、
茶葉は急須の中で品行方正に前へならへ状態で見た目も美しい
ポットのお湯半分ほど使うほど、いやそれ以上かなぁ、飲んじゃいました。
尚仁沢に水を汲みに行くの忘れてしまった。
蕎麦も旨かったけど。今度はうどんかなぁ。

風呂のほうは浴室内は乾燥して濡れていなかった。
一番風呂みたいだった。
湯舟にはふたがしてあり、
ふたをあけると空気が入り込む余地ないぐらい湯がためられていた。
湯底が見えるぐらい透明でまったく赤茶けていない。
赤茶けていないどころか十和田石の反射から緑色がかった色に見えました。
(十和田石は湯につかると緑色になるそうで、置いてた雑誌にそう書いてあった)
酸化して濁る前の新鮮な湯につかることができて
鉄鉱泉でほぼ透明な湯につかる初めての体験に大満足でした。

矢板市内でカモシカが姿を現すとは秘境です。
コリーナ矢板や矢板温泉では絶対見れません。
秘境すぎて谷底に到着すると、
「土石流危険渓流 那珂川水系中川」
との札が立てられてました。

投稿: デミオ | 2006/02/06 00:26

デミオさんへ
この度はお越しいただきましてありがとうございました。いろいろとありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: satiyo | 2006/02/13 15:28

流れ星さんのお奨め処は、
はずれがないので安心して行けます。
昔の写真だとものすごく赤茶けた湯に写ってますが
今はわざわざ熱交換器使用とは驚きます。
硫黄泉でにごる前の透明な湯につかった時と同じような
なんともいえない良い気分も味わえました。

投稿: デミオ | 2006/02/13 22:46

小滝鉱泉は湯めぐり日記第1号掲載の思い出深い温泉です。
たまたま、さくら@女将さんの掲示板に幸代若女将さんが書き込んでいたので泊まったのですが、あの時以来この鉱泉宿に魅せられています。

>デミオさん
お湯もいいですけど、宿のご一家が歓待してくれるのが素晴らしいんですよね。お茶や蕎麦のおいしさはあそこに湧く水のおいしさでもあると思っています。

>satiyoさん
コメントありがとうございます。
釈迦ヶ岳登頂は果たしていませんから今年こそと思っているんですが、どうなりますか。
また山の上で若女将に作っていただいたお弁当食べたいですね。

投稿: 流れ星@番頭 | 2006/02/13 23:55

流れ星さん、こんにちわ。大変ご無沙汰いたしておりました。お元気ですか?その節はどうもありがとうございました。実は昨日、コメントを書いたのですが載っていないようでしたので改めまして再度書かせていただきます。すみません。わたくし事で恐縮なんですが8日、夜8時から12チャンネルに我が家が出演ます。良かったらご覧くださいね。

投稿: satiyo | 2009/02/06 10:12

これはこれは若女将さん、大変ご無沙汰してしまい恐縮です。最近私は赤字商売に必死で温泉を楽しむこともできていません。高原山を眺めては何かの折にお宅に行きたいなぁといつも思っているのですがね。

それはともかく、TV放映とはビッグニュースじゃありませんか!
調べたら
>
なんですね。
2月8日の夜8時は絶対見逃せませんね。この際天地人はどうでも良いです。しかもヒロシがレポーターですか。彼好きなんですよ。最近見ないからどうしているかなとは思っていましたが、次にそちらに伺えばいろいろなお話が聞けそうですね。
大変楽しみです。ご連絡ありがとうございました。

投稿: 流れ星 | 2009/02/06 18:12

同じく、楽しみです。
テレビで放映されると問い合わせが大変そうですね。

投稿: デミオ | 2009/02/07 00:22

砂利道を車で20分は、大げさなとは思いましたが(まぁ歩けば20分かな)楽しく拝見しました。
放送では触れられなかったあじさいや、やしおつつじの季節にはまた違った魅力もあり、放送を通じて知った一家のご努力と小滝鉱泉の底力を感じました。

投稿: デミオ | 2009/02/09 00:38

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