【日光】日光温泉
日光市では市営の日帰り温泉としては和の代温泉やしおの湯が有名だが、やしおの湯が完成する7年も前に、上水道の水源調査中に発見した源泉を使って開設していた。完全な住宅地の中にあり探すのには苦労する。
ただ、県営だいや川公園のオートキャンプ場からは一番近い温泉かも知れない。
市民と市民以外では料金に倍の開きがある。200円ならともかく400円払って入るほどの施設ではない。
男女別内湯のみで、サウナが片方にだけあるため、毎日男女を入れ替えているらしい。
成分表通りなら県内最高のpH10.4で驚くべき数値だが、湧出量が減り続けているらしく、大量に加水しているようでツルツルすべすべ感は全くない。
改正温泉法の表示でも
加水の理由 温泉の供給量の不足を補うために加水しています
加温の理由 入浴に適した温度に保つため加温しています。
とあり、消毒は次亜塩素酸ナトリウム薬剤であると明示してある。
施設裏には温泉スタンドもある。
この湯を汲んで市内の旅館ホテルが循環風呂を温泉と称しているなら世界遺産を汚す行為なのではないかと悲しくなってくる。それも行政が率先しての話なんだから。
<施設名> 日光温泉浴場
<所在地> 栃木県日光市七里425-3 <TEL> 0288-53-3630
<源泉名> 日光温泉
<湧出地> 栃木県日光市七里1268-1 (日光宇都宮道路の南側)
<泉質> アルカリ単純泉 <pH> 湧出地で10.4 試験室で9.67
<泉温> 38.3℃
<成分総計> 0.75g/kg (食塩分優勢)
CO2 254.5mg のはずだが、泡付きなんて全くなし。
<営業時間>10:00~21:00 毎週火曜定休
<入浴料金> 市民 大人200円 小人 100円
市民以外 大人400円 小人 200円
2005/7/10 再訪
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