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2005/08/27

【塩原】河童の湯

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数年前、昼食時に寄ったらメニューはすっぽんのコースのみで温泉も食事しないとお断りしていると言われ、すごすご店を後にした事がありました。
最近評判の「一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト」を見ていたら、栃木県を代表する12湯に入っているんです。選定したのはみしゅらん掲示板のこわもて論客ウツボさんだから、クレーム付けるのもなんだしと逡巡していたら、下野新聞が出した「栃木の日帰り湯めぐりガイド」(1575円)を本屋で立ち読みしていると、またこれにも掲載されているではありませんか。それじゃもう一度訪ねてみなければと奮い立ちました。
行ってみるとすっぽん料理店はお休みで(さすが不定休!)、周りを見回したら母屋に人の気配が。
玄関に近づくとお年寄りご夫婦に丁重に挨拶され、恐縮しながら立ち寄り湯をお願いしたら「若い者は留守だけどどうぞ」と言われました。これはしめた!とニッコリし、料金が分からないそうなので300円置いて湯屋へ向かいました。店の隣に別棟であり、「河童の湯」と看板が掛かっていました。
引き戸を開けると靴を脱ぐ土間の先は左右に分かれています。別に男女に分けているのではなく、客毎の貸し切りにするためのようでした。先客もなかったので両方写真を撮らせていただきました。

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プラ籠が棚に収まった脱衣場は家庭の風呂に毛が生えた程度の広さで、扉を開け浴室に入ると石の床に2つのカラン、アメニティーはなく、固形石けんだけ置いてありました。
湯船は石で枠取られた3㎡ほどの小さなもので、窓際の湯口から源泉が掛け流され、湯船の縁からあふれています。56.8℃の源泉をちょろちょろ流し、浴槽内は40℃となんとも気持ちいい湯加減です。

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湯をすくい、香りと味を確認します。全くクセのない湯でミネラルウォーターのように美味しい湯です。
pH7.5の重曹食塩泉にしてはつるスベ感はあまりなく、むしろギシギシ感がありそれが浴感を高めます。底はケイ藻の析出が残り、一見、湯が緑色かと思いますが無色透明です。

2005甘湯新湯帰りの泥と汗を流しとても満足しましたが、やはり栃木のベスト12、塩原は元湯の3軒に並ぶ湯だとは感じられませんでした。上塩原温泉ならまじま荘の方がいいなと個人的には思いますが、ここはすっぽんを食べないと本当の評価は出来ないのかもしれません。そもそもすっぽん養殖のための温泉なんですから。


<施設名> すっぽん料理 河童
<所在地> 栃木県那須塩原市大字上塩原238   <TEL>  0287-32-2364
<源泉名> 畑カッパ・上塩9
<湧出地> 栃木県那須塩原市大字上塩原329-1
<泉質>  重曹・食塩泉(中性低張性高温泉)   <pH> 7.3
<湯温>  56.8℃     <湧出量> 341.5リットル/分
<成分総計> 1.782g/kg
    Na:454.2mg Ca:18.6mg 陽イオン計:501.9mg
    Cl:354mg HCO3:573.8mg 陰イオン計:1028.8mg
    メタ珪酸:153.7mg メタ硼酸:40.4mg   CO2:46.3mg
<分析年月日> 平成12年12月18日 (申請者塩原町長)
<営業時間>  11:00~19:00  不定休
<入浴料金> 大人 250円(らしい)
<食事> すっぽんコース料理 4200円(食事すれば入浴料無料)

     2005.8.26

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