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2005/11/23

【那須】ラフォーレ那須

リゾートホテル ラフォーレ那須
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那須湯本の手前一軒茶屋交差点を右に曲がり、御用邸の入口を眺めながら一番奥に進むとこのラフォーレ那須がある。入口にはそれは見事な紅葉が真っ赤に染まっていた。
乳白色の湯という謳い文句なので源泉が何かも気になっていたし、御用邸のすぐお隣というのも興味があった。

フロントに立ち寄りをお願いし、入浴料金を払うと貸しタオルとバスタオルを渡される。
この日は4階が男湯、5階が女湯とのことでエレベーターで上がる。ちなみに、毎日男女入れ替えとなり、泊まると両方のお風呂を楽しめるというわけだ。
1120_3エレベーターから出ると矢印に従って客室の長い廊下を抜け階段を5段下り「温泉棟」へ進む。4階だと思ったら窓の外は庭で、軽トラックまで走っている。傾斜地に建てられているのだと分かる。5階まで吹き抜けになった休憩スペースはソファーが置かれ、自動販売機も置いてある。
 
中央が短い開きやすい暖簾を分け大浴場へ入る。入口は開き戸で、手で開け、自動で閉まるタイプだ。浴室も同様だ。
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脱衣場には四角い籐の籠が置かれた棚と貴重品ロッカーもある。仕切られたコーナーに洗面台が並び、アメニティーはたいそう充実している。ここで、成分分析表と源泉の位置が記された地図も貼ってある。
お湯も浴びていないのに分析表を覗き込んで唸ってしまった。
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新那須温泉供給(株)の配湯で、標高差で500m以上山の上から途中何カ所かの源泉を混ぜて引いている。要するに別荘地用の温泉だ。御用邸の大丸源泉とは全く別物で、pH3.0の単純硫黄酸性泉だが、驚いたのは硫化水素ガスの量だ。なんと125mgで、この総硫黄は鹿の湯の倍と驚異的な数字だ。その割りには硫黄臭は少なく、どうやら、引湯途中で発散していると踏んだ。

浴室に入ると正面窓に沿って50㎡はある大きな大浴槽に薄いが乳白色の湯がタップリ湛えられ、右手にカラン群、左手にサウナ室があり、大浴槽に隣接して真湯のジャグジーがある。水風呂は無しだ。
 
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洗い場には大型ホテルによく置いてある、炭のシャンプー類とオレンジのシャンプー類だ。シャンプーとリンスは別で不ディーソープも当然あるし、炭の固形石鹸も好ましい。
肝心の湯は掲示にあったように循環してあり鮮度は低く、pH3にしては酸っぱさを感じない。確かに硫黄臭はあるが圧倒されるようなものでもない。まあリゾートホテルでノンビリ入るには適当なのかも知れない。湯口では44.5℃、浴槽内は41.7℃だ。塩素系薬剤使用ともあったが、硫黄酸性泉で過塩素酸ナトリウムが効くのだろうか。

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ガラス窓の掃除が不十分で景色がよく見えないのが残念だ。
女房の話では、5階は大浴槽は同じだが、扉を開け露天風呂風の岩風呂があるそうだ。パンフレットの写真では大きそうだが、かなり小さめだそうだ。
フロントで聞いたが、食事がセットになった日帰り温泉プランがある。Aプラン3,300円、Bプラン3,900円、和食で部屋出しのSプラン5,000円。Aプラン以外は要予約だそうだ。
分析表で分かったが、このホテルは例の森ビル系列の森ビル観光(株)経営で会員制らしい。そのためか15,000円程度で泊まれるらしい。食事も一度はしてみたいものだ。スタッフの対応も洗練された感じだ。

<施設名> LAFORET NASU
<所在地> 栃木県那須郡那須町湯本206-959  <TEL> 0287-76-1811
<源泉名> 稲川1~4号・苦土稲川1・2号・稲川噴気2号混合泉
<湧出地> 栃木県那須郡那須町大字湯本地先苦土川筋他
<泉質>  単純硫黄酸性泉(硫化水素型)   <pH> 3.0
<試験年月日> 平成17年4月15日
<泉温> 49.2℃    <湧出量> 270リットル/分
<成分総計> 0.759g/kg   <蒸発残留物> 635.7mg/kg
    カチオン Ca:70.3mg Mg:17.6mg Na:30.0mg H:1mg  計127.5mg
    アニオン SO4:295.5mg Cl:52.2mg HSO4:10mg  計358.4mg
    非解離成分  HSiO3:139.2mg HBO2:8.3mg  ガス分 H2S:125mg
<営業時間> 12:30~18:00頃
<入浴料> 大人 1050円  小人(小学生) 500円
<牛乳> 明治パック 100円
<感想> 露天風呂に入りたかった。この源泉を湯使いのいい所で確認したい。

     2005.11.20

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コメント

本当に近くにいらしたのですね!
寄って下さればよかったのに・・
豪華な施設のようですね。

投稿: yokomoko | 2005/11/23 20:48

はじめまして。PONと申します。
那須湯本の「ホテル グリーンパール那須」で似たようなお湯を使用しています。
那須温泉・稲川1~4号 苦土稲川1~2号、県電気局B-3混合泉とのこと。
HPを見ると掛け流しのようです。

投稿: PON | 2005/11/24 23:04

PONさん、初カキコ感謝です。
貴重な情報、ありがたいです。
グリーンパールのHP
http://www.green-pearl.yad.jp/index.html
見ました。期待できますね。
源泉名ご存じということは入ってこられたんですね。
硫黄臭はいかがでしたか?
 
新那須温泉供給(株)に電話して聞きましたが、温泉業法違反になると言う理由で供給先を教えて貰えませんでした。

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/11/24 23:20

那須湯本は雲海専門なもので残念ながらグリーンパールは未入湯です。
ここはHPが2つあるらしく
http://www.viewhotels.co.jp/green-pearl/
に源泉名が掲載されていました。

投稿: PON | 2005/11/25 21:48

>PONさん
なるほど、雲海閣専門というのはよーく分かります。
キノコのお宿、高原荘も入らなくっちゃと思ってますが、お隣じゃ寄れません。
 
HP両方見てもグリーンパールは立ち寄り不可かもしれませんね。源泉名の微妙な違いは何でしょうか。

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/11/25 23:36

はじめまして。のんと申します。
グリーンパール那須は、新那須温泉供給(株)です。
内湯は、掛け流し、露天は、循環してます。
また、立ち寄りも可能ですよ。
一般的に新那須温泉というと、山楽等大丸から引いている温泉ですので、ご注意を(^^ゞ
こちらは、無色透明のお湯です。

投稿: のん | 2005/11/26 16:55

のんさん、お初です。
今日、月光館でその山楽源泉に入ってきました。決して変な温泉ではありませんが、どうも白濁した硫黄泉が湯本温泉と考えてしまい、なんとなく不満が・・・
 
グリーンパールが立ち寄り可なら是非行ってみましょう。今日も前を通ったんですがね。

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/11/26 23:00

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