【塩原】杣の湯
まぐぞー&三昧さんのはしご湯のすすめをよく見ていたら、更新情報の中に知らない栃木の温泉情報発見!いささかショックを受けながら早速塩原へ。
福渡からバイパスに回り、新湯方面に走ると源三窟、逆さ杉の名所があるが、その少し先右側に旅館かやぬき荘がある。その敷地内の道路に面した湧出地すぐそばの一角に新設された日帰り温泉施設が「杣の湯(そまのゆ)」だ。
11月3日オープンだったそうだが、全く気付かず、全国を回られているまぐぞーさん達の観察力には完全脱帽だ。
かやぬき荘の駐車場は広く車を止めやすい。スキー帰りの入浴には最適だろう。
杣の湯の入口を入ると左側に入浴券の自動販売機があり、買った券を左側のフロントのおじさんに渡す。そのすぐ先の男女別の暖簾をくぐると脱衣場だ。洗面台一つがあり、ドライヤーも置いてある。コインロッカーに服を入れ鍵を抜いたら100円玉が飲み込まれた!これじゃ入浴料700円だ。籠もおいてあるから貴重品がなければそっちにしたい。
引き戸を開け内湯に入る。
浴槽、床ともコンクリート打ちっ放しのプールみたいで、いささか趣には欠ける。反対側の壁にはカランが5人分並ぶがシャワーは無い。ザンザコ掛け流しだからケロリン桶でかぶる方が確かに気分はいいかもしれない。
非常に薄い緑色の湯は柔らかく、肌に全く刺激がない。ぬるめの浴槽にじっくり浸かることが出来る。アルカリの湯にしてはつるスベ感が少ないが、湯から上げた手はスベスベするのが不思議だ。微かにモール臭がある。
引き戸を開け外へ出ると野天風呂がある。周囲は高く竹垣で覆われ、いささか閉塞感が強い。
やはりコンクリート打ちっ放しでこちらは3㎡ほどだから3人で一杯だ。
もっとも、立ち寄った時は貸し切り状態で後から一人入ってきた位で、客は少なさそうだ。
この宿は古町温泉の端(組合のHPでは中塩原)にあり、自称湧出量800リットル/分の湯は独自源泉でこの宿だけで使っている。
また、杣の湯に入れば、宿の風呂にも入れてくれるそうだ。次回のお楽しみにしたい。
<施設名> かやぬき荘 杣の湯
<所在地> 栃木県那須塩原市塩原1139 <TEL> 0287-32-2283
<源泉名> 塩原温泉 杣の湯
<湧出地> 栃木県那須塩原市中塩原1570ー3
<泉質> 弱アルカリ性単純泉 <pH> 8.4
<成分総計> 0.809g/kg <蒸発残留物> 590.7mg/kg
カチオン Na:150.9mg K:12.5mg Ca:18.2mg Mg:5.2mg 計187mg
アニオン Cl:70.1mg HCO3:353.3mg CO3:17.5mg SO4:2.7mg 計444.2mg
遊離成分 H2SiO3:164.2mg HBO2:11.4mg ガス分 CO2:2.4mg
<密度> 0.9988 <泉温> 46.9℃ <湧出量>121.1リットル/分
<分析年月日> 平成17年10月13日
<営業時間> 10:00~20:00
<入浴料> 大人 600円 小人 300円(3才以上)
2005.12.14
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コメント
日曜の帰り道に立ち寄ってみたところ、受付に老人が一人いるだけ
お客さんもいなかったのですが、女性風呂に入った連れから
女性風呂はなぜか窓が全開になっているとのこと
不審に思い外に出ると、受付のじいさんがいない。みると裏の畑にいて全開の窓から女性風呂をのぞいていることが判明!問い詰めるt平謝りしておりましたが、風呂屋が女性風呂を覗き見ってありえない!
せっかくの旅行中だったので警察には連絡しませんでしたが、あとからきたお客さんには注意するよう伝えてきましたが最悪でしたよ
投稿: ここは最低です | 2015/07/27 12:42
昨年(H15)の8月の雨と地殻変動のせいなのか、鉄分の黒い砂と泥湯のような濁り湯になっていましたが、今はどうなのでしょうか。それ以前は湯船に入って自分の足先が見えていたのが、全く見えなくなってしまい、挙句の果てには流し湯のお湯さえ止まってしまい、湯船は完全に溜まり湯と化してしまっていました。不衛生な状態で入浴料(600円)をとるのですからあきれてしまいました。
それ以降、杣の湯には行っていませんが、修理修繕は済んだのでしょうか?
投稿: がっかり坊主 | 2016/06/18 19:12
先ほどのコメントで修正です。
昨年(H15)と記しましたが、昨年(H27)の誤りでした。
投稿: がっかり坊主 | 2016/06/18 19:20