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2005/12/16

【那須】Hグリーンパール那須

ホテルグリーンパール那須
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ラフォーレ那須の湯めぐり日記のコメントでPONさんとのんさんからこのホテルを紹介され、新那須温泉供給の湯を掛け流しで入れると教えられた。そこで早速入湯。

一軒茶屋交差点から行くと、石川荘の前を通ってニキ美術館に通じる道の1本先、左に南ヶ丘牧場が見える位置の道を右折し、300mも進むと右側にある。その道を更に進めば消防署の横だ。
この冬は雪が早く、雪で白くなった道を走るのは少し不安が・・・
ともかく駐車し、雪国らしい二重の扉の玄関を入るともう硫黄の香りに包まれる。スリッパに履き替えフロントに立ち寄りをお願いすると歓迎してくれる。入浴料500円を払い、露天風呂のことを尋ねたら、この時間は貸し切りとのこと。しかし500円追加で入れてくれるというのでお願いし、鍵を受け取った。
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ロビーは広々とし、大きなガラス窓の外に那須野が原が広がっている。形の良い暖炉があるが電飾の火が何となくむなしい。案内では男湯は2階、貸し切り風呂は1階の女風呂手前にあるそうだ。エレベーターもあるが、巡り階段で2階へ行く。風呂の看板が見えづらく、ウロウロしたが暖簾を目印に脱衣場へ。
脱衣籠が置かれた棚の先に内湯がある。引き戸を開けると、白濁の湯が目に飛び込んでくる。思わずニッコリ。
曲線の形が何とも言えない。反対側の壁側に2列カランが並ぶ。床は滑らない石張りだ。
浴槽の手摺りは2カ所有り、中段は床側全面に付けられ、腰湯しやすい。
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湯口に注ぐ湯は透明で、浴槽内で白い湯の花が発生し、見事な白濁の湯となる。浴室全体に甘い硫黄臭が広がり、ここと同じ香りはどこだっただろうと考えたが思いだせない。鹿の湯とは全く違う。よく湯面を見ているとわずかに黒い湯の花も動いている。湯口には析出物が着いているが、手でぬぐえる白い物もある。口に含むと中性らしい刺激のない、少し渋みのある味だ。
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内湯を出て1階に降り貸し切り風呂へ向かう。まっすぐ進み一旦戸外へ出てしまったが、風呂はない。左手の扉の鍵を開けると貸し切り露天風呂だ。なるほど湯中に緑の電気が光り「緑の真珠」だ。雰囲気はいかにもカップルで入るようなロマンチックなもので柱に取り付けられた電灯もいかにも、だ。しかし湯は透明、強循環で内湯とは比較にならない。男一人で入っているのはバカらしく、すぐ出てしまった。
 
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元は東京都荒川区の区民保養施設だったが、ビューホテルグループに貸し出し、一般客も入れるようになった。今でも荒川区民はメンバー並の低料金で泊まれるようだ。うらやましい。

<施設名> ホテルグリーンパール那須
<所在地> 栃木県那須郡那須町湯本213  <TEL> 0287-76-2523
<源泉名> 稲川1~4号 苦土稲川1~2号、県電気局B-3、八幡崎1号混合泉
<湧出地> 栃木県那須郡那須町湯本地先苦土川筋他
<泉質>  単純硫黄泉・硫化水素型(中性低張性高温泉)  <pH> 6.0
<成分総計> 1.205g/kg(このうちガス分358.2mg)  <蒸発残留物>785.3mg
  カチオン Ca:120.3mg 60.49mv% Na:41.5,18.2 Mg:21.3,18.17 K:11.5,2.97 Fe2:0.2
     計 195.7mg
  アニオン SO4:320.3mg,67.76mv% HCO3:145.2,24.19 Cl:16.7,4.79 HS:10.1,3.11
     計 493.4mg
  遊離成分 メタ珪酸:157.4mg  ガス分 CO2:243.6mg H2S:114.6mg
<泉温> 54.4℃     <湧出量> 545リットル/分
<試験年月日> 平成17年4月15日
<立ち寄り時間> 13:30~21:00(20:30受付終了)
<入浴料>  大人 500円
<感想> ラフォーレの循環湯でも悪くなかったが、掛け流しの稲川源泉(新那須温泉供給KK)の実力を肌で感じた。この総硫黄は驚異的で実に価値がある。

     2005.12.15

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コメント

同じく情報提供の恩恵を受けて行ってきました。感謝、感謝。
さすが下野新聞でも紹介されただけあって
ここは栃木の最新の温泉情報が集まってきますね
画像掲示板にアップしました。
アドレスはデミオをクリックです

投稿: デミオ | 2005/12/16 21:56

ここは もと 荒川区の保養所とか
聞いたことがあるような・・・
(未確認の情報ですみません)

投稿: 冬薔薇 | 2005/12/16 23:00

>デミオさん
番頭は15日に行きましたが、すれ違い?
ここの内湯は感動するほど気に入りました。あの甘い香りが堪らないですね。

>冬薔薇さん
お久しぶりです。そーですよ、荒川区民は安く利用出来ます。
お知り合いいるんじゃありませんか?
介護の旅の候補に入れてください。

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/12/16 23:18

どうも、PONです。早速のレポですね。
流れ星さん、行動が早いですねぇ。
ラフォーレとは違いここは中性なんですね。
今度私も行ってみます。
先週末雲海に行きましたが既に雪が積もってました。
今年の那須は例年になく早い時期に「積もる雪」が降ったようです。

投稿: PON | 2005/12/16 23:30

あれま、同日の15日ですね。またすれ違った。
「ラフォーレ」<pH>3.0 「グリーンパール」<pH>6.0
「グリーンパール」は炭酸水素イオンも多く、中性なのは不思議ですね
同じく硫黄中性の日光湯元、那須高雄ともまた違った味わいのある湯で惹かれます。
ここの泉質と不思議な香りに自分的にもブレイクしました。
紅葉橋源泉をブレンドした給湯管の行き先がますます気になる。

投稿: デミオ | 2005/12/16 23:40

>PONさん
那須は雪景色の中で入る楽しみもありますね。
PONさんのお陰で、気になる湯を楽しめてよかったですよ。
またカキコよろしくお願いします。

>デミオさん
なんかねぇ、那須の奥深さをまた思い知らされてしまいました。新那須温泉はサンバレーが代表するから期待してなかったんですけどね、そのサンバレーも行かなきゃいけないかも。
実はね、那須マウントホテルも新那須温泉供給で奥の沢噴気泉のみを使っているんですよ。こちらは硫黄が少なく成分総計が多いんだから面白いです。
今度は雲海閣の隣にある高原荘が気になります。

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/12/17 00:12

お久しぶり、のんです。
行っている温泉がだいたい同じ感じなので、番頭さんも気に入ってくださると思ってました。
露天、別料金で入ってきたのですね"^_^"。研究熱心で、温泉を愛する心が、ひしひしと伝わってきますよ(*^_^*)
私もあれから、お菓子の城温泉、益子温泉、鬼怒川の掛け流し探し、北茨城の平潟温泉で、鮟鱇を食べてきたりとでずっぱりでした。

投稿: のん | 2005/12/17 17:32

>のんさん
温泉ファンが行った所、行きたい所は不思議に一致しますね。
ホテルの温泉は大体ガッカリしますが、ここのように湯使いがいいとホテル自体の評価が上がります。
 
平潟とは随分マニアックなところ行かれましたね。あんこうが目当てでしたか?

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/12/19 00:14

今回の平潟は、あんこうデビューでして、あんこうを食べられる温泉を探したところ、あんこう鍋発祥の地だと聞いて、言ってきました。
ちょっと贅沢なので、いわきで当たると噂の宝くじを買いに行くついでみたいな理由を無理やりつけて"^_^"
初めての鮟鱇は、有名店に行ったつもりでしたが、はずれてしまいました。
温泉は、あまり行きたい温泉が浮かばない茨城で、源泉掛け流しの新鮮な温泉に入れて、満足でした。海辺特有の塩辛いツルスベ温泉でした。

投稿: のん | 2005/12/20 10:00

>のんさん
鮟鱇はあまり期待していると異様な食感にあれれ、と思いますよね。美味しいなと思ったこと無いなぁ。
海辺の温泉は絶対に栃木に無いからそれだけで嬉しくなります。
鬼怒川の掛け流しはどこですか?あったでしょう?

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/12/20 12:44

流れ星さん
あんこうはそうなのですね。お肉が食べられるところにもう一度と思っていましたが、やめておきます。
鬼怒川の掛け流しは、仁王尊、星のや、プラザ、千春、猿軍団の他を探しているのですが、なかなか見つかりません。
掛け流しでも、源泉を投入しながら、一部循環なら、けっこうありそうなのですがね。完全な源泉掛け流し、是非、教えて下さい。
京屋は、源掛けではなかったですが、塩素臭も気にならず、夕食つき休憩で、楽しめました。

投稿: のん | 2005/12/20 14:37

個人的な嗜好ではあんきももダメです。
鬼怒川を随分探求されてますね。
猿軍団の神山温泉は素晴らしいお湯が掛け流しですが、鬼怒川温泉郷とは言えませんね。
京屋、鬼怒川プラザホテル、里の宿千春は未湯です。
掲示板にでも是非レポ下さい。
デミオさんのレポだと、ニューおおるりの露天風呂がよかったようです。
今日、鬼怒川観光ホテルに先週オープンした「湯歩道」に入ってきましたが、スパ銭同様でした。

投稿: 流れ星@番頭 | 2005/12/20 22:53

貴ブログに触発されて、06年6月7日、グリーンパール那須を初訪問し、雲海閣を再訪しました。

グリーンパールはなかなか立派な施設です。
立ち寄り入浴開始時間の午後1時半ちょうどに到着。
正面玄関を入ると、硫黄のにおいが立ち込めていて、
期待に胸が膨らみました。

フロントで男性スタッフから
「一階が女性、二階が男性の風呂になっております」
という説明を受け、階段をかけ昇りました。

脱衣場にはスリッパは一足もなく、脱衣かごはどれも空。
当然のことながら、湯船にはだ~れも入っていませんでした。
硫黄泉一人占めです。

その後、宿泊客一人、二人と入浴してきたものの、
すぐ出ていってしまい、再び私一人になりました。

同じ浴室内に無色透明な湯をはった風呂もありました。
あれは温泉なのでしょうか。

湯上がりどころには冷たい麦茶も用意されていました。
ソファもところどころに置いてあり、
湯上り後はゆっくり休めました。
ここ、私気に入りました。また、訪れようと考えています。

その後、久しぶりに雲海閣に向かいました。
建物は年季が入っていますが、ここの温泉はいいですね。
木製の階段を降り、トンネルをくぐり抜けて行きます。

ここでも、温泉貸切状態。私が入っている間、
誰一人、入ってきませんでした。
この日は、お客さんが少なかったこともあってか、
泉温はいつもより熱く感じました。

女将さんと帰り際に立ち話。
素泊まり旅館に特化した経緯などを伺うことができました。
最近、ネット情報をみて訪れるお客さんが
多くなったと話していました。
「温泉ファン、なじみのお客さんに
好かれる温泉でありたい」--。
温泉には絶対の自信と誇りを持っている女将さんです。

貴ブログによると、温泉マニアの出身系統には
①センター系②宿系③銭湯系--とあるそうですが、
私は断然「宿系」です。
宿泊客でどんなに混雑する旅館・ホテルでも
日中の立ち寄り入浴時間帯は、
湯船内の「人口密度」が低くなるからです。


投稿: 夢来人 | 2006/06/07 21:51

>夢来人さん
グリーンパール行ってきましたか!
那須は奥深いとしみじみ感じますねぇ。
ここの情報も、blog開設していた為知り得ましたから、
書き込んでいただいたPONさん、のんさんにはあらためて感謝したいです。

雲海閣も平日だと貸切状態ですね。
同じ白濁の硫黄泉でもグリーンパールの稲川源泉とは香りが少し違ったでしょう?
雲海閣の女将さんや若旦那は話し好きで楽しいですね。

投稿: 流れ星@番頭 | 2006/06/08 00:35

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