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2006/02/08

【宇都宮】ロマンチック村温泉館

ロマンチック村 温泉館
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ロマンチック村は宇都宮市が市民と農業を幅広くつなげようという高尚な精神で作られた公園施設で1996年9月にオープンした。国道293号線に面し、宇都宮ICからも近いから県外の客も多い。目玉はここで醸造されている地ビールで、ドイツ風の味わいで確かにうまい。大型の温室ドームや直売所が立ち並ぶ。広場で開催されたドッグショーを見に行ったこともある。
問題は入浴施設だ。クア施設と別棟の温泉(ろまんの湯)に分かれ、セット料金もあるが、原則別料金となっている。この施設の設計と維持管理があまりに中途半端であることが大問題だ。
市の担当者と設計会社は入浴施設に関し全くの素人であり、ちゃんとした研究すらしていない。井頭温泉に言いたいことも無いわけではないが、ここのクアプールはタダの猿まねで井頭の足元にも及ばない。プール専用の温泉内風呂はただの密室でまず入る気もしない。売り物のビールを2階のテラスで飲んでると湯気がこもり気持ちが悪くなってくる。
そして問題の「ろまんの湯」だがまず狭過ぎる。土地は広いのに何故あんななのか。脱衣所から始まって洗い場、内湯と客数に対しきわめて狭く、担当者はスーパー銭湯を勉強に覗いてみなかったのだろうか。
呆れたのは浴室入口に「かぶり湯をして入浴すること」とあるが、かぶり湯をするための上がり湯を貯めた湯槽も無く、湯舟周辺にもそんなスペースはないことだ。シャワーと思っても洗い場のカランは14人分しかないから、満員でどうしようもない。一方露天風呂は不釣り合いな広さがあり、湧出量が足りなくなるはずだと思われる。
そして、辟易したのはとんでもない塩素臭だ。なにしろプールより塩素臭が強烈だ。次亜塩素酸ナトリウムを思いっきりぶち込めば衛生的で管理者の責任は果たせると思っているのだろう。県内では塩原のゆっくりセンターと張り合う強烈さだ。恐らくpHが9.1あるから次亜塩素酸の残留分がわずかなため、殺菌力確保のため大量投入しているのだろう。湯面からあれだけ塩素ガスが立ち上ったら敏感な人は倒れるかも知れない。塩素系以外の消毒方法も併用するのが大原則だ。アルカリ性泉なのに源泉を殺し塩素泉状態だから全くつるスベ感もなく、家の風呂の方がましだろう。
060205_014もう1点指摘したい。露天風呂に入った際、妙にこった湯口(左写真)から出てくる湯が浴槽内より1℃低く、一瞬源泉?と思ったが塩素臭は強烈でやはり循環湯だ。しばらくしてもう一度湯口付近に行ったら湯面が熱い。湯口から流れている湯に触ると火傷しそうな熱さだ(54℃)流れている平らな面では子供達が遊んでいたが、あまりの熱さにビックリしていた。全くの管理不在と言える。

18循環湯はうたせ禁止となったため、内湯の変わった形の湯口はオープン当時打たせ兼用だったが、写真のように三角形の物を付け足し、湯面近くに落とすようになっていて、その真下は箱が置かれ行かれないようになっていた。
また露天風呂の打たせは撤去してあった。

いずれにせよ、入館者が多いからご満足なんだろうが、管理者がこういうことだから、玄関前のエントランスに駐車するバカにも注意すらしないのだろう。
このままでは、温泉ファンが「行ってはいけない」入浴施設と言わざるを得ない。

<施設名> ロマンチック村温泉館
<源泉名> 宇都宮温泉(源泉名 農林公園)
<泉質> アルカリ単純泉   <pH> 9.1
<成分総計> 0.529g/kg   ボウ硝分約70%
<湧出量> 177リットル/分      <泉温> 42.4℃
<営業時間>  10:00~21:00
<入浴料>  大人 500円  中学生 250円  3才から小学生 200円

     2006.02.05  8年ぶり再訪

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