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2007/05/25

【那須湯本】旅館清水屋

旅館 清水屋
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ここの旦那が那須温泉旅館組合の理事長さんだってことと、那須湯本の立ち寄りでは料金も高い方なので少し敬遠していたが、デミオさんのレポで、その理事長さんがお風呂掃除をしたり、立ち寄り客が帰った後、湯桶や椅子を片付けたりしていたと知り、是非行ってみようと思った次第だ。
といっても、例によって温泉入浴手形を差し出して半額の500円で入湯だ。フロントで若女将の表情がムッとした気がしたが、多分この手形の発案者はここの旦那さんだろうから勘弁してもらおう。
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フロントから1階降りた(地下ではない)ところにビリヤード台や卓球台があり、その左側が男女別浴室だ。どこもきれいに掃除が行届き、気持ちがよい。
070519_066070519_070暖簾をくぐると開き戸があり脱衣場だ。
洗面台が2個、脱衣棚に籐の籠が並んでいる。
 
 
さらに開き戸を2つ開け、いよいよ浴室だ。
あまりよそでは見ない構成にちょっとうろたえる。手前右にシャワーが2基あるコーナーがあり、そこにシャンプーやボディソープが置いてある。左に洗い場のようなものがあるが、「上がり湯」となっていてかなりぬるいお湯が張ってある。カランはない。
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内湯は湯口から60℃の鹿の湯源泉が出ているから一度冷ますための湯槽に溜め、それから入浴槽にオーバーフローさせている。滞留時間の差で2つの浴槽の色は全く違うことに、これが硫黄泉だと実感させられる。
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写真奥の浴槽は50℃をはるかに越えているから間違っても入れない。手前でも45℃はあった。

ガラス戸を開け外に出ると露天風呂が待ち構えている。
(実は丸い踏み石で足がすべり、危うく素っ裸で転ぶところだった。これは改善の必要がある。)
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カメラが広角でないのでよく分からないが、露天風呂の周囲は砂利を敷き詰めた庭になっていて感じよく木も植えられている。目隠しの垣根の向こうには対岸の山が見え、新緑が嬉しい。
露天風呂は42℃ほどで快適だ。ゆっくり浸かりタップリと硫黄の香りを堪能した。

先客が帰った後は入れたから完全に貸切り状態で、帰途鹿の湯の前を通ってきたら案の定大混雑。大変得した気がしたものだ。

<施設名> 旅館 清水屋
<所在地> 栃木県那須郡那須町大字湯本73   <TEL> 0287-76-3023
<源泉名> 鹿の湯・行人の湯混合泉
<湧出地> 栃木県那須郡那須町湯本165
<泉質> 食塩・石膏泉(硫化水素型)
<湯温> 68.4℃      <pH> 2.5
<成分総計> 1.04g/kg   <蒸発残留物> 814.8mg/kg
    陽イオン H 3.2 Na 39.2 K 10.8  Ca 70.1  計149.8mg
    陰イオン F 0.8 Cl 79.9 SO4 398.2   計 521.3mg
    遊離成分 メタホウ酸 0.1 メタケイ酸 338.3 遊離ガス H2S 28.8
<分析年月日> 平成11年2月23日
<立ち寄り時間> 10:30~19:00
<入浴料>  大人 1000円
         タオル料金:200円※貸バスタオル 200円 

     2007.05.19

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瑞穂蔵

瑞穂蔵
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以前から前を通過するばかりで宿題にしていた一軒茶屋の瑞穂蔵に入ってみようと。
行列が出来るほどの大混雑だったけど名前を書いておくと10分もかからず順番がきた。
田舎御膳というのを注文したが、精進料理で確かに田舎のご馳走だった。
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釜炊きのご飯はおひつに入れられ証拠を見せるかのようにおこげが一番上に乗せてあった。おひつごとお代わり自由とのことだったがご飯だけ食べてもねぇ。

お腹は大変いっぱいになり、敷地の中をいろいろ偵察。水車がいくつもあって、しかも稼動していた。
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070519_041ここに行く前に、栃木県内で一番道の分からないカフェと評判の Cafe K へ行ったが、なんと残念なことに第3土日はお休みだった!

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2007/05/21

【那須山麓】りんどう湖ロイヤルホテル

りんどう湖ロイヤルホテル
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那須ICから10分ほどで着くりんどう湖ロイヤルホテルは、、名前からりんどう湖ファミリー牧場の付属施設のような気がして足が遠のいていたが、所用がありファミリー牧場の駐車場へ行ったので覚悟を決めて寄ってきた。
行ってみると、ダイワホテルグループの1軒であり、そういえば建設時、工事で行ったことを思い出したりした。
道路を挟んで、ファミリー牧場と反対側にあり、とても瀟洒なホテルだ。大きすぎないのも感じがいい。ホテルマンの対応も親切かつきびきびとしていた。
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宿のパンフレットには日帰り入浴14:00~23:00となっていたが、清掃が終わる12:00から入れると親切に説明してくれた。
入浴料1000円と安くはないが、フェースタオルとバスタオルを貸してくれるし、アメニティーは万全だから入浴自体を目的とするならリーズナブルだ。遅くまで入れるのもありがたいかも。
大浴場はロビーの奥に進んで行き、右に折れると男女別の入り口が並んでいる。脱衣籠が棚に並ぶ広い脱衣場はホテルらしく洗面台にいろいろ置いてある。
浴室に進むとこれまた広く、両側の壁に20人分のカランとサウナ、窓に面して広い浴槽だ。ただし、温泉の香りはなく、強くはないが塩素が匂う。
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窓の外に露天風呂が見えている。出てみると、内湯に比べかなり小さいがちょうどいいとも言える。周りは緑が溢れた庭が造られていて快適だ。
成分分析表は脱衣場にはなく、この露天風呂の通路にある。
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源泉は「那須温泉」とあったのでいったいなんだろうと思っていたが、分析表を見て了解。那須高原温泉(株)が供給する高湯混合泉とのことだからローリー給湯し、加水、循環加温しているということだ。どうりで硫化水素型にしては硫黄臭がまったくしないわけだ。正直言って、温泉を目的にして行くところではない。

<施設名> りんどう湖ロイヤルホテル
<所在地> 栃木県那須郡那須町大字高久丙字海道下4449-2 
<TEL> 0287-76-1122
<源泉名> 那須高湯 1,2,3,4号混合泉
<湧出地> 栃木県那須郡那須町大字湯本字茶臼岳217番地の2他
<泉質>  含硫黄ーNa・Ca-SO4・HCO3塩泉(硫化水素型)
<泉温>  27.7℃      <pH> 6.5
<成分総計> 1.057g/kg    <蒸発残留物> 935.8mg/kg
       分析表はこちら
<立ち寄り時間> 12:00~23:00 
<入浴料金>  大人 1000円  小人 500円 (貸しフェース、バスタオル付)
           回数券 13回分 1万円

     2007.05.19

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