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2008/08/18

【福島】志保の湯

安らぎの湯宿 志保の湯
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この時季、快適な温泉と言えばぬる湯に限る。そして山の露天風呂はアブと戦わなければいけないのが辛い、というわけで内湯のぬる湯を求めて阿武隈山地南端の塙町へ行ってきた。交通の便が良いとはいえない地域だけに名が売れているわけではないが、歴史もある、湯使いの素晴らしい温泉に浸かることが出来た。

栃木県民から言えば八溝山の向こう側、東麓と言う位置だ。「志保の湯」の看板をたどって国道、県道、林道と走り、最後はボンネットの先が見えないほどの急坂を下った先に志保の湯がある。
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「営業中」の札が掛かった玄関を入り、声をかけると若女将がすぐ出てきて笑顔で立ち寄り湯をOKしてくれた。泊り客の女性が入浴中とのことでしばらく女将さんと話することが出来た。向こうの茅葺きの屋敷は、築後400年とのことで(ボロボロだが)それだけでも歴史の重みを感じる。宿のパンフに拠れば文明18年(1486)に奥州行脚の際に立ち寄った粟田道興法親王が歌に詠んだというから証拠まであるわけだ。
現在の宿はすっきりした和室8室で、掃除が行届いている。浴室は男女別に分かれているが、加熱の関係で女湯の小さい浴槽のみ湯が張ってあった。但し男風呂の源泉槽にもうたせ2本が引かれ、豪快に湯が落ちていた。
女湯は打たせ1本だ。
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湯は透明無味無臭だが、つるスベ感がすごい。さすが重曹系pH9.5のアルカリ性単純泉だ。成分総計209.7mg/kgと薄いが、深掘りならいざ知らず、自然湧出のアル単は初めて出くわした。40℃の加熱浴槽も循環ではなく、溢れ出して排水していたから感激だ。
塩素と全く無縁な最高のアル単を楽しむことが出来る。

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静かな品のある宿という印象だ。
今年成分分析を実施している。温泉法改正がその理由だ。

080816_035湯井は向かいの山の中ほど(5m上?)とのことだが、確認したいといったら「ヘビが出るから行かない方がいい」と言われすぐ諦めた。
 
 
 
 
 
<施設名> 安らぎの湯宿 志保の湯(しおのゆ)
<所在地> 福島県東白川郡塙町大字木野反字吉澤27   
<TEL> 0247-43-1273
<源泉名> 志保の湯温泉 志保の湯
<湧出地> 福島県東白川郡塙町大字木野反字吉澤26
<湧出量> 15リットル/分  自然湧出
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 9.5
<泉温> 27.7℃  <知覚的試験> 無色澄明で微硫黄臭を有し無味
<成分総計> 209.7mg/kg   <蒸発残留物> 179mg/kg
   カチオン Na:50.2mg K:0.7mg
         Ca:1.5mg Mg:0mg Fe:0mg 計52.4mg
   アニオン Cl:7.1mg F:1.3mg HCO3:46.3mg CO3:36.3mg
         SO4:15.8mg   計101.5mg
   遊離成分 メタ珪酸:55.8mg メタホウ酸:0.0mg
   ガス分   0.0mg
 
<分析年月日> 平成20年5月22日
<成分に影響を与える事項> 加温 
<営業時間>  10:00~20:00
<定休日>  年中無休
<入浴料金>  大人 700円

     2008.8.16

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コメント

はじめまして。。
一度、志保の湯に行きたいのですが今現在は静岡在住の者です。アクセスは、公共交通機関を使う予定ではいます。
一人で行く予定ではいますが、初めて福島に行くものにとっては、田舎の奥にあるとのことですが、もう一度どうゆう方法で、行ったらいいか教えてください。

投稿: 太田 志保 | 2014/04/23 08:33

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