2010/06/13

【宇都宮】さくらパークゴルフ

1年半ぶりの湯めぐり日記だ。退職後のささやかな商売に思いっきり振り回され、温泉も行けなくなってしまった。
さる4月30日、下野新聞を見ていたら小さな広告に思わず目が張り付いた。「源泉100%かけ流し天然温泉」とくれば本能的反応を止められない。しかも今まで聞いたことの無い施設名だ。無理しても行かねば!

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住所を見ると宇都宮市新里、そういえば平成19年に大東機工で掘削許可が下りていた場所だと気がついた。この辺りではケントスゴルフクラブの温泉掘削が本命と思い込んでいたため、意表をつかされた感じだ。そういえばそのケントスはどうしたのだろうか。
鹿沼方面から国道293号線を進み多気山不動尊の参道を通り過ぎた先のセブンイレブンの交差点を右折、1kmも進むと左側にクロネコヤマトの営業所、そのすぐ横に目的地の入口がある。看板もあるからすぐわかる。車1台幅の進入路を進むと左に駐車場があるが、そこを右折してコンクリートの道路を進むとすぐ受付が見えてくる。そこに5台は停められる。もう薄暗いから左に広がるパークゴルフ場は気にもかけず、一人500円を払って早速露天風呂へ。(ちなみにグランドオープンが5月1日)

Imgp0036 ドアを開けたら目の前に裸の男性が立っていてアレッ?と思ったが、カーテンを引いていないとこういうことになる。どうでもいいから下駄箱のような鍵付きロッカー(受付でキーを渡される)に財布を入れ、棚に並ぶ脱衣かごに服を放り込み浴槽前へ。左右にシャワー付きのカランが2つづつあるが、アメニティー類は一切無い。
浴槽の切り込みから勢い良く湯が溢れている。50リットル/分以上だ。この日は貸切状態なので、このオーバーフローで体は洗える。
浴槽内は42℃でちょうど良いが、湯口の滝に近づけないよう柵があり(男女共用の湯口)その下に勢い良く湯が噴出するパイプが有る。果たしてその訳は?湯をかき混ぜて湯温を一定にしていると思い込もうか。
写真でわかるが、竹状の仕切りで男女が分かれている。男湯の湯船は凡そ15㎡、周囲は庭園風に作られているが、浴槽の作りは仮設風だ。なんとなく那須の萌芽の湯を思い出してしまう。
pH9.3のご立派アルカリ単純泉のはずだが不思議にツルスベ感が皆無だ。完全な無味だが、微かにモール臭がある。成分表に微硫黄臭とあるが全く感じない。
殆ど知られていないから客足はまばらだが、CRTのスタンプラリーに出したりして知られたとしても、食事もできず寝転ぶことも出来ないと、普通の湯客はただおみ温泉や、どーでもイイろまんちっく村へ行ってしまうかもしれないような気が。
パークゴルフと言ってもねぇ・・・coldsweats01

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<施設名> さくらパークゴルフ
<所在地> 栃木県宇都宮市新里1113-6   <TEL> 028-665-6000
<源泉名> さくら園の湯
<湧出地> 栃木県宇都宮市新里丁1117番地
<泉質> アルカリ性単純泉  <pH> 9.3
<泉温> 50.4℃  <湧出量> 300リットル/min  <掘削深度> 1500m
<成分総計> 0.998g/kg   <蒸発残留物> 984.8mg/kg
   カチオン Na:234.1mg K:1.6mg Ca:75.3mg Mg:1.1mg Fe:1.9mg 計314.0mg
   アニオン Cl:71.5mg F:8.4mg HCO3:23.5mg HS:0.3mg
         SO4:520.4mg CO3:14.4mg BO2:1.5mg 計640.4mg
   遊離成分 メタ珪酸:43.6mg メタホウ酸:0mg
   ガス分   CO2:0.0mg H2S:0.0mg
<分析年月日> 平成20年7月29日
<温泉営業時間>  10:00~21:00
<入浴料金>  大人 500円  子供料金無し

2010.5.2

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2008/11/21

【宇都宮】ベルさくらの湯

宇都宮天然温泉 ベルさくらの湯
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今年栃木県内では、リニューアルではなく完全な新設入浴施設の開店はこのベルさくらの湯ただ一軒だ。待ちに待ったオープン当日、夜になってしまったが早速入って来たhappy01

建設当時確認していた地下駐車場を目指す。TOHOシネマより更に東側に位置し、駐車場の入り口も一番東から入らなければいけない(別ルートもあるが・・)。国道123号線(石井街道)からケーヨーD2陽東店西側の通りを進むのがベストだ。その辺の案内はパンフレットを見ても不足している。地下駐車場はガラガラで、外に止めた人の方が多そうだ。

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玄関を入ると受付の行列だ。メンバーカードや精算方法を一人ずつ説明しているからだ。これはしょうがない。しかし週末は大変なことになりそうだ。
フロントの先は広々として飲食エリアが広がる。まずはお風呂へと奥へ進む。ロッカールームのようなものは無く、普通の脱衣所に無料のしっかりしたロッカーがある。設計者が造り慣れていることがこれだけでもよく分かる。ロッカーは279人分、そのうち高さのあるタイプは37ある。女風呂も同様だろう。洗面台はボールは3つだが、ドライヤーは4つあり、ボールが無い場所が広い。これも納得だ。

浴室へ進む。掛け湯場がちゃんとあり、その左手が洗い場でカランの数は31人分。この日は余裕十分だ。内湯には「加水循環」と書かれた主浴槽のほか、遊び湯、人工炭酸泉、ドライサウナ、塩サウナとぎっしりだ。
露天風呂に出てみると、こちらも岩風呂、壷湯、寝ころび湯、スチームサウナとあり、湯温設定もバリエーションがある。特に中央の岩風呂は源泉掛け流しとあり、湯の色も褐色の濁りが若干あり、湯口で硫黄臭も楽しめる。湯の味は塩気もなく、おいしく感じられた。豊富な重曹分がツルツル感を呼び、柔らかな浴感は源泉の上質さを引き立てている。
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この日はオープン当日のせいか循環泉も塩素臭が極めて少なく非常に快適だった。女性スタッフが湯のサンプルを採っていたので聞いてみると、塩素濃度の検査を1時間ごとにやっているそうだ。小マメな管理は大切なことだ。

 
源泉がよく、入浴設備も充実となればあとはお食事処となる。夕食なので定食系を選んだが、コストパフォーマンス十分で満足した。料金はすべてリストバンドで管理されているから現金は退館時に精算するだけだ。
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2階は別料金のチムジルバンという岩盤浴エリアがあり、これも400円ならお得だが、無料のリクライニングルーム(液晶TV付き!)とかコイン式マッサージチェアとかも出来はいい。勿論アカスリやエステ、1000円床屋まで完備で一日ゆっくりすることができそうだ。プロデュースしたアクアジャパンの実力を見た気がする。

蛇足だが、ここのHPがベルモールの他に出来ている(http://www.bellsakuranoyu.jp/)が、今日の時点でどの検索エンジンにも引っかからない。SEOが不十分かな?
もしかしたらこの日記が先頭に上がることを期待しよう。

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<施設名> ベルさくらの湯
<所在地> 栃木県宇都宮市陽東6-5-31 
<TEL> 028-663-4126
<温泉所有者及び管理者> 株式会社ベルモール
<源泉名> さくらの湯
<湧出地> 栃木県宇都宮市陽東6丁目950番64号
<湧出量> 215.2リットル/分
<泉質> ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 (中性低張性高温泉) 
<pH> 7.2    <泉温> 60.8℃  
<知覚的試験> わずかに黄褐色に混濁し、弱塩味と微硫化水素臭を有する。
<密度> 1.0019
<成分総計> 3.563g/kg   <蒸発残留物> 3,651mg/kg
   カチオン Na:963.2mg K:11.0mg
         Ca:315.0mg Mg:1.2mg Fe:1.3mg 計1291.8mg
   アニオン Cl:1483.2mg F:2.9mg HCO3:48.9mg CO3:33.1mg
         SO4:470.6mg HS:0.2mg Br:4.2mg 計2442.0mg
   遊離成分 メタ珪酸:64.0mg メタホウ酸:14.6mg
   ガス分   CO2:50.9mg H2S:0.1mg
 
<分析年月日> 平成16年2月9日
<成分に影響を与える事項> 浴槽により循環、加温、加水。岩風呂は低温時のみ加温 
<営業時間>  9:00~24:00 最終受付23:00
<定休日>  第3火曜日・定期点検日
<入浴料金> 平日 大人 750円  土日祝 大人 850円(会員はいずれも100円引き)
          子供(12歳未満) 400円 (オムツ着用はお断り)

     2008,11,20

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2008/08/24

【福島】湯岐温泉和泉屋旅館

湯岐温泉 和泉屋旅館
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和泉屋旅館は湯岐温泉の3軒の中で県道から入って一番手前にある旅館だ。
湯治目的の客が多いようだが、部屋数30室あるのは大したものだ。

宿のHPに詳しいが、天文8年(1539)湯神社(八幡宮)を建立し、その後代々、湯守を引継ぎ<大森和泉守>を代々名乗ったことにより「和泉屋」が屋号の由来とのことで、それ以前から湯は管理されていたと言うことになる。
志保の湯では、文明18年(1486)に奥州行脚の際に立ち寄った粟田道興法親王が歌に詠んだとあるので、恐らく湯岐温泉もその頃には既に発見されていたに違いない。

玄関を入ると右手が帳場で、すぐ出てきた女将に料金を払い奥の浴室へ向かう。
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右上の写真にあるが、「鹿の湯」「八幡の湯」と2つあるようだがどう違うのか興味津々まずは右に曲がったところの「鹿の湯」へ。大きな男女別の暖簾が掛かっていてごく普通の男の脱衣場に服を脱ぎ、浴室へ入るとそこは混浴で既に女性も入っていた。
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湯治客なのか、空気枕を湯船の縁に置いてじっと浸かっている男性客が動かない。その他の客も居て湯が透明だから主浴槽を写真に撮る事はできなかった。上左写真の浴槽は少し熱め(40℃)の上がり湯で低温時は加熱する湯だ。上右は源泉を一旦貯める湯槽で蓋を開けて覗いて見たがただの四角い水槽に温泉が半分ほど溜まっていただけだ。

隣の「八幡の湯」へはドア一枚で移動できる。と言っても間に脱衣場を介しているが。
こちらはいささか浴室が窮屈だ。どうやらこちらも混浴だったが無理矢理壁を設けて男女別にしつらえた感じだ。それもまたやむをえないかもしれない。
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湯は恐らく和泉屋の足元湧出源泉だろう。爽やかに透き通った実にやわらかい湯だ。つるスベ感も十分ある。(馬頭温泉ほどすべらないが。)ともかく、自然湧出、加温無しでゆったり入れるアル単の湯には大感動だ。

<施設名> 湯岐温泉 和泉屋
<所在地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐17  
<TEL> 0247-43-0170
<温泉所有者及び管理者> 湯岐区 湯岐総持財産管理委員会
<源泉名> 湯岐温泉 和泉屋旅館
<湧出地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐26番地
<湧出量> 記載なし  自然湧出
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 9.6
<泉温> 37.2℃  <知覚的試験> 無色澄明で微硫黄臭を有し無味
<成分総計> 0.1755g/kg   <蒸発残留物> 153.3mg/kg
   カチオン Na:41.5mg K:0.7mg
         Ca:1.3mg Mg:0mg Fe:0.1mg 計43.6mg
   アニオン Cl:5.0mg F:1.0mg HCO3:24.5mg CO3:33.1mg
         SO4:12.0mg   計76.8mg
   遊離成分 メタ珪酸:55.1mg メタホウ酸:0.0mg
   ガス分   0.0mg
 
<分析年月日> 平成17年7月21日
<成分に影響を与える事項> 加温、加水なし。上がり湯は低温時のみ加温 
<営業時間>  10:00~16:00
<定休日>  年中無休
<入浴料金>  大人1日 800円  大人1回 500円(3時間以内)

     2008.8.16

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2008/08/20

【福島】湯岐温泉岩風呂

湯岐温泉 山形屋
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                            岩風呂(右側の建物は水洗トイレ)
 
ぬる湯を求めて阿武隈山地に分け入った(自動車だけど・・)。
やっと着いた開湯500年という歴史のある湯岐(ゆじまた)温泉には正直驚いた。
県道から少し坂道を上った山腹に3軒の旅館がかたまって建っている鄙びた小さな温泉郷だ。
手前から和泉屋、井桁屋、山形屋と並んでいる。一番奥の山形屋さんがこの岩風呂を管理している。この一角には一般の民家と思われる家も数軒建っているから共同浴場としての役割も昔から果たしているのだろう。
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山形屋さんに声をかけ、入浴料を払って宿の南側に建っている岩風呂へ向かう。(この日は客室休憩・チタケうどん付きで一人1,500円で入らせてもらった。)
でかでかと「岩風呂」と書かれた建物の手前にはちゃんとした水洗トイレがあり、喫煙スペースもある。
扉を開くと左手が脱衣場、右手がガラスに仕切られた浴室だ。完璧な混浴で、慣れないと男でもうろたえる。新しい色とりどりの足拭きマットが共同浴場らしさを作っている。棚にプラかごが並んでいる。一番奥がカーテンウォールで仕切られるようになっていて女性はそちらで着替えたりしているようだ。

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浴槽が山肌にあった自然の花崗岩を囲うように作られていて10人は入れる大浴槽とやっと2人が入れそうな小浴槽がある。小浴槽は40℃で「上がり湯」と呼んでいるが、厳寒期以外はこちらも加熱していない井戸からの湯だ。大浴槽はなんと!足元湧出していて岩の割れ目から10秒ほどの間隔でブクブク、ブクブクと泡が上がっている。その湯温が37.8℃だから泡でも見えないと足元湧出と分からない。
湯温の高い小浴槽のオーバーフローが結構多いので夏場だとそれほどのぬる湯でもない。
pH9.8のアルカリ単純泉だからかなりつるつるスベスベの感触だ。そのために手摺が十分設置されている。写真では青味がかった色に見えるが、浴槽の底のモルタルが青く塗られているせいだ。
宿のパンフには1日4~5時間入浴するよう勧めていたが、それも最高だろう。

ご主人の話では、岩風呂の足元湧出量は15リットル/分ほどで、湯岐温泉全体で70リットル/分位だそうだ。1日約100tだから3軒の宿であれば十分賄える量であろう。
 
こんな温泉があったのか!!!

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<施設名> 湯岐温泉 山形屋
<所在地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐31  
<TEL> 0247-43-1370
<源泉名> 湯岐温泉 山形屋旅館
<湧出地> 福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐28番地

<湧出量> 記載なし  自然湧出
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 9.6
<泉温> 38.7℃  <知覚的試験> 無色澄明で微硫黄臭を有し無味
<成分総計> 0.1751g/kg   <蒸発残留物> 157.3mg/kg
   カチオン Na:41.3mg K:0.7mg
         Ca:1.3mg Mg:0mg Fe:0.1mg 計43.4mg
   アニオン Cl:5.0mg F:1.0mg HCO3:24.5mg CO3:33.1mg
         SO4:12.0mg   計76.1mg
   遊離成分 メタ珪酸:54.9mg メタホウ酸:0.0mg
   ガス分   0.0mg
 
<分析年月日> 平成17年7月21日
<成分に影響を与える事項> 低温時のみ加温 
<営業時間>  6:00~21:00
<定休日>  年中無休
<入浴料金>  大人1日 500円  大人1回 300円

     2008.8.16

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2008/08/18

【福島】志保の湯

安らぎの湯宿 志保の湯
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この時季、快適な温泉と言えばぬる湯に限る。そして山の露天風呂はアブと戦わなければいけないのが辛い、というわけで内湯のぬる湯を求めて阿武隈山地南端の塙町へ行ってきた。交通の便が良いとはいえない地域だけに名が売れているわけではないが、歴史もある、湯使いの素晴らしい温泉に浸かることが出来た。

栃木県民から言えば八溝山の向こう側、東麓と言う位置だ。「志保の湯」の看板をたどって国道、県道、林道と走り、最後はボンネットの先が見えないほどの急坂を下った先に志保の湯がある。
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「営業中」の札が掛かった玄関を入り、声をかけると若女将がすぐ出てきて笑顔で立ち寄り湯をOKしてくれた。泊り客の女性が入浴中とのことでしばらく女将さんと話することが出来た。向こうの茅葺きの屋敷は、築後400年とのことで(ボロボロだが)それだけでも歴史の重みを感じる。宿のパンフに拠れば文明18年(1486)に奥州行脚の際に立ち寄った粟田道興法親王が歌に詠んだというから証拠まであるわけだ。
現在の宿はすっきりした和室8室で、掃除が行届いている。浴室は男女別に分かれているが、加熱の関係で女湯の小さい浴槽のみ湯が張ってあった。但し男風呂の源泉槽にもうたせ2本が引かれ、豪快に湯が落ちていた。
女湯は打たせ1本だ。
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湯は透明無味無臭だが、つるスベ感がすごい。さすが重曹系pH9.5のアルカリ性単純泉だ。成分総計209.7mg/kgと薄いが、深掘りならいざ知らず、自然湧出のアル単は初めて出くわした。40℃の加熱浴槽も循環ではなく、溢れ出して排水していたから感激だ。
塩素と全く無縁な最高のアル単を楽しむことが出来る。

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静かな品のある宿という印象だ。
今年成分分析を実施している。温泉法改正がその理由だ。

080816_035湯井は向かいの山の中ほど(5m上?)とのことだが、確認したいといったら「ヘビが出るから行かない方がいい」と言われすぐ諦めた。
 
 
 
 
 
<施設名> 安らぎの湯宿 志保の湯(しおのゆ)
<所在地> 福島県東白川郡塙町大字木野反字吉澤27   
<TEL> 0247-43-1273
<源泉名> 志保の湯温泉 志保の湯
<湧出地> 福島県東白川郡塙町大字木野反字吉澤26
<湧出量> 15リットル/分  自然湧出
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 9.5
<泉温> 27.7℃  <知覚的試験> 無色澄明で微硫黄臭を有し無味
<成分総計> 209.7mg/kg   <蒸発残留物> 179mg/kg
   カチオン Na:50.2mg K:0.7mg
         Ca:1.5mg Mg:0mg Fe:0mg 計52.4mg
   アニオン Cl:7.1mg F:1.3mg HCO3:46.3mg CO3:36.3mg
         SO4:15.8mg   計101.5mg
   遊離成分 メタ珪酸:55.8mg メタホウ酸:0.0mg
   ガス分   0.0mg
 
<分析年月日> 平成20年5月22日
<成分に影響を与える事項> 加温 
<営業時間>  10:00~20:00
<定休日>  年中無休
<入浴料金>  大人 700円

     2008.8.16

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2008/08/17

至福のぬる湯を求めて福島へ!

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15~16日久しぶりに店を休みとしたのでそれでは温泉となったが、そうなると行き先に迷ってしまう。
鏡石のホテルまるなかが15日で現経営者は閉めるとのことでいやさかの湯とセットで是非にとも考えたが15日はグズグズして行かれず、宇都宮のベルさくらの湯が11月末オープン予定で現在建設工事の真っ只中だということを確認したぐらいだった。
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どうしてもぬる湯に入りたくて調べると湯岐(ゆじまた)温泉が足元湧出と知り、検索したら大野あやさんのHPがヒットしてそのレポに惹かれ、絶対に行こうと言うことになった。16日は気合を入れて8時出発、塙町を目指した。東北道で白河ICまで走り、棚倉町経由で塙町へ向かうと勝手にイメージしたが、何故かナビは有料道路指定なのに高速を下りて馬頭方面へ行けと言う。面白くないから矢板まで高速を走り、旧喜美の森のそばを通り、棚倉へ抜けた。よく考えれば距離と時間から馬頭ー袋田ー矢祭ー塙が正解だったかもしれないが、それほどの差ではないだろう。

まずは1軒宿の志保の湯へ。とても愛想の良い若女将としばらく話をしてから入湯。27℃の源泉打たせはさすがに夏でもきつい。こちらだけなら加温料金無しで300円でいいと言われたが、700円で入れる40℃の加温槽が有難かった。
冷たい源泉をうたせで落とすというこのスタイルは実に面白い。加温は浴槽の小さい女風呂だけだったが、循環ではなく、掛け流していたのが感激だった。

次にメーンの湯岐温泉へ。途中湯岐不動の瀧というのが道路のすぐ横にあったりする舗装の楽しい山道を行くと、大きな看板がわき道へ誘導する。入るとまずは和泉屋があり、更に登ると「山形屋駐車場」とあり、左手に下がったところに井桁屋、山形屋と見えた。とりあえず一番奥の山形屋の玄関前まで車で進むと作業服姿のおじさんがいろいろ教えてくれる。この人が山形屋のオーナー大森さんと分かるのに少し時間が掛かった。
指定された駐車場に車を置くとまずは温泉だ。
山形屋が管理している岩の湯は共同浴場というより別棟の浴室と言う感じで、まるっきりの混浴というのに驚かされる。
ここのもとからある花崗岩を浴槽に取り込んだ浴室は実に面白い。特に足元湧出の泡が一定間隔でプクプク上がってくるのは温泉ファンとしては興奮する。40℃近い足元湧出のアル単なんて全国でも稀なんではないだろうか。

さて次は和泉屋にも入ったがそれは別項目で。

塙町は中通りになるそうだが(山形屋のご亭主曰く)かなりの山奥で行きやすいというわけではないせいか、あまり有名ではないし、ネット上のレポも少ない。しかし行ってみると開湯500年という歴史もあるとても個性的な温泉でその湯使いがすばらしい。湯で出会った横浜からいつも来ているというファンは、群馬の大塚温泉かこちらの2ヶ所しか今は行かないそうだ。これには驚いた。

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このほか、塙町内には干泥(ひどろ)温泉を源泉とする公営施設湯遊ランドはなわ、湯岐山荘があり、更に常世温泉乙女姫の湯(とこよおんせんおとひめのゆ)、谷川の湯(やかわのゆ)という鉱泉がありかなりそそられる。どの名も読みにくいのが面白い。

帰りは1時間半ほどで常磐道の那珂ICに出、北関東自動車道で桜川まで走り帰って来た。これが真岡まで繋がり、東北道と常磐道が連絡すれば確かに便利になる。年明けの完成を期待しよう。

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2008/04/21

【益子】七福の湯(休業中)

龍神温泉 七福の湯

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今朝、下野新聞の折込情報紙、「お出かけ!!アスポ2008」を見ていたら、なんと益子散策MAPに七福の湯の広告が載っているではないか!
湯めぐり掲示板で昨年9月温泉あひるさんの書き込みに盛り上がって以来、旧うな八温泉がいつオープンして、どんな中身になっているか気にはなっていたものの確かめに行くわけでもなかったので突然の開業情報に仰天した次第だ。
「七福の湯」は以前から看板にあったからすぐそれと分かったが、龍神温泉といえば南紀の温泉地ではないか。こういう命名には若干疑問を感じる。それはともかく行ってみると看板はさらに書き換えられ、ホテル日光グループという記載にも目が引かれる。
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広告が出た日曜日ということで混んでいるかと心配したが駐車場には8台ほどの車が並んでいる程度。玄関を入ると左右の壁が履物棚になっていて上にスリッパが並んでいる。正面に入浴料他の自動販売機が置いてあり、その右奥にフロントがある。写真をいろいろ写していたら支配人と思われる人に「オーナーから内部の写真は写さないように言われています」と注意された。どうもすみません。ちなみにオープンは3月6日だったそうだ。
フロント対面の壁に泉質分析表、そのコピーが脱衣場にも掲示してある。
左奥に大浴場がある。男女別の暖簾をくぐると脱衣場にはコインの要らないキー付きロッカーが並び、清潔な洗面台が3人分並んでいる。隅には冷水のサービスもある。
アルミサッシの引き戸を開け内湯に進む。右手にヒノキの浴槽、左手にカランが6個(?)並ぶ。リンスインシャンプーとボディーソープのタンクがそれぞれ置いてある。
浴槽を眺めると、浴槽の縁が切ってあり、筒からの常時投入量と同量の捨て湯がなされている。加温掛け流しとはとても有難いが贅沢な話だ。
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益子の温泉らしく成分の薄い単純泉で分析表の知覚試験の記載どおり、無色澄明、無味無臭ではあるが、浴感は十分あり快適だ。ヒノキの浴槽というのも気分がいい。肌触りはツルギシ感で、温泉らしさには少し欠ける気もしないでもないが、浴後の肌はかなりすべすべしていた。
0804_023休憩室もあるが、食事処は別室で2間続きになっていて押し葉が飾られたテーブルが8個あった。メニューは少し高めな気がしないでもなかったが、寿司とミニうどんのセットを食べたが合格点の味であり、次回は他のものも食べてみたいなと強く感じた。
 
ここの特長に個室家族風呂がある。2階に個室が並んでいるが、今日は見に行けなかったのが残念だ。人数に関係なく1時間半2800円というのはリーズナブルで興味深い。そのうち予約で一杯になるかもしれない。

<施設名> 龍神温泉 七福の湯(HPはまだ工事中)
<所在地> 栃木県芳賀郡益子町北中465-2   <TEL> 0285-70-8729
<源泉名> 龍神温泉 七福の湯
<湧出地> 栃木県芳賀郡益子町北中465-2
<泉質> 弱アルカリ性単純温泉  <pH> 8.2
<泉温> 27.9℃  <知覚的試験> 無色澄明で無味無臭
<成分総計> 0.290g/kg   <蒸発残留物> 144.2mg/kg
   カチオン Na:48.1mg K:0.5mg
         Ca:14mg Mg:4.2mg Fe:0.1g 計67mg
   アニオン Cl:3.9mg F:0.0mg HCO3:185.2mg
         SO4:1.0mg   計190.3mg
   遊離成分 メタ珪酸:29.9mg メタホウ酸:0.4mg
   ガス分   CO2:2.0mg
 
<分析年月日> 平成19年9月4日
<成分に影響を与える事項> 加温 
<営業時間>  10:00~21:00(20時半ラストオーダー)
<定休日>  毎週 木曜日
<入浴料金>  大人 600円  小学生 300円

     2008.04.20

※旧うな八時代の画像を八九郎さんのHPからいただきました。
流れ星はその当時、行こうと思っているうちに廃業してしまい画像は持っていませんでした。
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2007/12/27

【鬼怒川】岩風呂

鬼怒川公園岩風呂
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この温泉施設は旧藤原町が町営日帰り温泉として建設し、合併により日光市営施設となった。全国的にも有名な鬼怒川温泉では意外なことに唯一の公的施設の外風呂と言うことになる。湯めぐりを始めた当初公的施設が中心だったから訪れたがあまりの塩素臭と素っ気無い造りに以後全く寄る気がせず、浴室の様子も記憶が薄れてしまった。
たまたま岩風呂でゆず湯をやっているという新聞報道(12/8)を見て行くことにした。
東武鉄道「鬼怒川公園」駅の名前の由来はこの公園があるからで、地図上ではプラットホームのすぐ隣にあるが、実際は公園が高い位置にあり駅側からは見えないが駅前から徒歩で簡単に行ける様になっている。
車で行く際は星のやの反対側にあるガードをくぐって道なりに進み、鬼怒川公園の中へ入っていけばいいのだが、ちょっと迷うかもしれない。
30台以上置けそうな駐車場から階段を下ると施設の入り口だ。
入浴券を自動販売機で購入し、番台のような正面の受付に座るおばちゃんに渡す。
その後ろはソファーのあるロビーで男女浴室の入り口は受付の左右すぐだ。
男湯は左、女湯は右に固定してあるようだ。
脱衣場に入ると青い扉が並んでいる。
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確かに「コインロッカー」の形そのものだが、コインバック式ではなくコインの要らない「無料」のコインロッカーは大変珍しい。
洗面台は3人分でドライヤーは2台設置されている。但し有料だったような気がする。
分析表やら、成分に影響を与える項目もここに貼られている。「加水」「加温」「循環・濾過」「滅菌」というのは日光市営じゃしかたがないだろう。

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内湯は浴槽が2つで、2面にカランが設置されている。10人分はあった。ゆず湯はどうやっているかと思ったら、写真のようにプラスチックのカゴにぎっしり入れて浮かんでいた。湯にゆずの香りはまったくしない。気分はたしかにゆず湯ではある。
いつものように湯口で湯をすくい、香りと味を確かめてみると意外や意外、鬼怒川温泉らしい香りはするが塩素はほとんど感じない。湯に浸かっていても鮮度を感じる。半循環で源泉の投入量が結構多いのだろうか。

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露天風呂は周囲が広く、向かい側の山を借景としてかなりの開放感がある。
パンフレットの岩風呂は合成写真であれほど大岩ではないが、たしかに内湯も含め「岩風呂」といって間違いない。

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畳の休憩スペースでは食事も提供しているが、4時というのにうどんはなし、ライスもなしときた。ラーメンを注文したが味はまあこんなもんか。セルフサービスと書いた水を入れたポットが空になっていて厨房に伝えたが一向に水を入れる様子が無い。そのことでウチの奥さんがプチッと切れてきつく抗議していたが、そんなことで凹むようなおばちゃん軍団ではなかった。
あくまでも湯上りのビールを提供するところ、なのかもしれない。


<施設名> 鬼怒川公園岩風呂(日光市営)
<所在地> 栃木県日光市藤原19番地   <TEL> 0288-76-2683
<源泉名> 鬼怒川川治温泉観光開発1号2号混合泉
<湧出地> 栃木県塩谷郡藤原町滝地内
<泉質> アルカリ性単純温泉  <pH> 8.6
<泉温> 44℃  <知覚的試験> 無色澄明で無味無臭
<成分総計> 0.232g/kg   <蒸発残留物> 181mg/kg
   カチオン Na:21.6mg K:0.8mg
         Ca:31.4mg Mg:0.4mg Fe:0.2g 計54.8mg
   アニオン Cl:4.3mg F:0.8mg HCO3:28.4mg
         SO4:97.3mg CO3:3.2mg  計134.1mg
   遊離成分 メタ珪酸:43.4mg メタホウ酸:-
   ガス分   -
   その他の成分 Cu:0.09mg Pb:0.05mg 総砒素:0.02mg
<分析年月日> 平成3年10月7日(公営にしちゃ古すぎる!)
<成分に影響を与える事項> 加水 加温 循環ろ過 滅菌
<営業時間>  10:00~20:30(21時閉館)
<入浴料金>  大人 500円  小学生 250円  幼児無料

     2007.12.09 再訪

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2007/12/24

【馬頭】八溝温泉

八溝温泉
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八溝温泉は、馬頭温泉郷でも他館と離れた、どっちかと言えば南側の町の方向にあり最初は探すのに苦労したが、最近は道が整備されかなり行きやすくなった。
樹木に囲まれた木造の建物と川に面した露天風呂など雰囲気はいいが、男風呂からは川面もよく見えず、そもそも内湯と露天風呂に入るには別料金とかがひっかかり、馬頭温泉郷では気に入った施設ではなかった。しかし温泉仲間、特に女性陣の評判が高く、不思議でならなかったが、dannosukeさんが写した女風呂からの景色(下の写真)をお借りして疑問が氷解した。
 
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2面が那珂川の支流武茂川方向に開き、実に開放的で景色がいいが、対岸から見えるという状態でもない。こんな女性用露天風呂はまず見かけたことが無い。湯は冬場だと寒い位のぬる湯で、のんびり浸かるには最高ではないか。

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広い駐車場に車を止め、温泉の由来などが書かれた看板を眺めながらみやげ物売り場のような建物で声を掛けると女将さんが顔を出す。
「休憩込みなら1000円で露天風呂、内湯とも入れますが、1つのお風呂だけなら400円」と言われるから、ここだけではない我々は400円差し出し露天風呂へ向かう。簡素な造りの木造の建物で、窓のない建物の中の露天風呂で全面に屋根が掛かっている。
湯は馬頭温泉らしくツルツルすべすべで、しかも加熱してあるがかなりぬるい。岩で囲まれた浴槽は樹脂製だが滑ったりはしない。湯口から量は少なめの源泉が掛け流され、湯舟の縁に空けられた穴から川方向へ排出されている。
男女の仕切りは後から付け足したようで、壁の下で繋がっている1つの浴槽だからもともとは混浴だったのだろうか。

で、以下は温泉犬の報告だ。
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それにしてもここの温泉犬はたくさん居る。総勢8匹!温泉猫は10匹くらい。温泉ニワトリは数不明。これには驚いた。
いつもお客の近くに居るのはビーグル犬のゲンタと雑種のゴン。女将さんが「ゲンタはおりこうですよ。」と自慢していたが、人懐こいがちゃんと自分の意思を持っていると言う感じだ。ゲンタはノーリードで走り回り、ゴンは鎖で繋がれている。犬達と一緒に暮らしている猫のあっちゃんの人懐っこさも抜群だ。休憩所でいつも待機している。すぐ足元に寄ってくるから写真が撮れない。
いろいろな種類のニワトリがいる鶏舎がある裏ではフレンチブルまで走り回っていた。

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<施設名> 八溝温泉
<所在地> 栃木県那須郡那珂川町久那瀬1632  <TEL> 0287-92-3584
<源泉名> 八溝温泉
<泉質名> アルカリ性単純温泉      <pH> 9.0
<成分総計> 0.410g/kg      <蒸発残留物> 269.4mg/kg
<湧出温度> 29.6℃   <湧出量> 165 L/min
<入浴料金> 大人 400円 (露天風呂か内湯の一方)
         休憩込みならどちらもOK 1000円(1日) 
<立ち寄り時間> 10:00~20:00

     2007.10.12 再再訪

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2007/11/11

【鬼怒川】日建舟見荘

日建舟見荘
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昨年まで栃木県営の温泉宿泊施設として、鬼怒川では「和楽荘」、日光中禅寺湖畔には「幸の湖荘」、塩原には「かもしか荘」と3館があったが、いずれも民間に売却され今年から順次営業を開始している。
和楽荘には実は3度ほど泊ったこともあり、その後の行く末がとても気になって様子を見に行ったりしていたが、非公開の専用施設にでもなるのかと思い、ちょっと目を離していたら、2007年10月5日にオープンしてしまっていた。

バイパスから東武ワールドスクエアがある小佐越方面に行く橋を渡ると道からよく見える建物だが、実際に行こうと思うと結構行きにくい場所にある。
旧道を進み、小佐越駅の北側にある踏み切りを渡り左折し駅を見ながら進むと市の高齢者福祉施設の向かい側にある。途中に看板が掲げられているから注意して見て欲しい。

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旧和楽荘は建設関係の専門学校、日建学院が買い取り、オーナーのこだわりを実現した上で舟見荘としてオープンした。
11月からはリーズナブルな料金で宿泊も始まり、日帰り温泉としても更に充実していくに違いないと期待したい。

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敷地は広く、駐車場は楽に30台は止められそうだ。庭にはバーベキュー場などいろいろある。
玄関を入ると、右手に無料の下足箱が並び、鍵を左手のフロントに預ける。10月中は直接フロントに料金を払ったが、11月以降は正面の自動販売機で入浴料を支払う。
フロントで作務衣とバスタオル、フェースタオルのセットを受け取るが、これはなんとも余計なサービスだ。
すぐ奥の着替えスペース(ロッカールーム)で着替え、浴室へと向かう。
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階段は無しで内湯に進む。明るい脱衣場は脱衣籠が並び、そこへ作務衣を入れる。
浴槽にはここでしか使われていない源泉が豊富に掛け流されている。窓の下はすぐ鬼怒川で、対岸には木が生えているだけで余計な建物はない。
湯は鮮度が高く、湯口に鼻を付けると微かにアブラ臭を感じる。塩原温泉郷の中塩原あたりの源泉によく似ている。この湯がどこでも使われていなかったとは驚きだ。かつての和楽荘ではいわずと知れた鬼怒川川治温泉観光開発の給湯だったと記憶するが、あのアル単とは異質な本物源泉だ。湯井はここと仁王尊プラザの中間位置あたりらしいが、仁王尊のような硫黄臭や泡付きは無い。あけびの湯と似ている気もするが、こちらのほうが湯温が高いという特徴がある。
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「露天風呂」の掲示を見ながら内湯から外へ出ると階段を下るようになっている。そういえば和楽荘時代には露天風呂は無かったが、内湯の真下に作られていた。

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露天風呂の床や、浴槽が特徴的なレンガ色をしているが、これがオーナーのこだわりらしく、韓国黄土(オンドル土)を輸入して塗り固めたものらしい。
ぬる湯の小浴槽と水風呂もあり、十分な設備だ。壁にはフックが並び、浴衣やバスタオルを掛けるようになっているが必要だろうか?

この日は完全に貸切で入ってきたが、そのうち知られてくると人気が出てくるに違いない。
鬼怒川のライン下りの船は仁王尊の露天風呂よりずーっと近い位置に見える。ということは丸見え?

<施設名> 日建 舟見荘
<所在地> 栃木県日光市鬼怒川温泉大原2   <TEL> 0288-77-3030
<源泉名> 釈迦の湯
<湧出地> 栃木県日光市鬼怒川温泉大原字下の原14番31
<泉質> Na-硫酸・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)  <pH> 8.5
<泉温> 48.8℃  <知覚的試験> 無色澄明でほとんど無味無臭
<成分総計> 1.117g/kg   <蒸発残留物> 1098mg/kg
   カチオン Na:308.5mg K:3.6mg
         Ca:52.6mg Mg:0.7mg Fe:0.2g 計365.8mg
   アニオン Cl:254.3mg F:6.9mg HCO3:50.2mg
         SO4:389mg CO3:6.9mg  計707.4mg
   遊離成分 メタ珪酸:35.0mg メタホウ酸:8.5mg
   ガス分   CO2:0.3mg H2S:0.0mg
<分析年月日> 平成19年7月4日
<成分に影響を与える事項> 源泉温度が高いため加水(露天風呂のみ)
<営業時間>  10:00~
<入浴料金>  大人 1000円  小人 500円

     2007.10.28

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